GE6フィットを嫁に出してしまってから、数日の間クルマの無い世界をオートバイで彷徨いていた。
やはり、オートバイだけでは不便極まりなく、クルマの必要性を思い知りまくったワケだけど、それはつまりクルマに頼り切った生活を送っている事の証明でもある訳だ。
私にとってクルマとは…
足であり、トランクでありつつもトランスポーターだったりする。
業務ではゲストを乗せ、休暇では楽園まで運んでくれる。
もはや、何処でもドアなどとは言うまい…
言ってしまったけれども…
趣味だと公言憚らずにオートバイに跨る私だけれど、クルマの総走行距離とは比べるまでも無い…
そう、私はクルマ依存性なのだった。
だけどクルマは趣味では無い。あくまで道具として、少しだけ広い汎用性を求めているだけだ。
ミニバイクを積載し、釣りやキャンプに行き、営業に向かい、旅行に出かけたい私…
そんなささやかな願いを叶えてくれるだろう期待を込めて、彼女を迎え入れることにした。
綺麗めとは言いがたいが、フランス娘には違いない。
働きモノだと評判の彼女の名前は…
ルノーカングーゼンだ。
年間3万km走る私は迷わず、6速MTを選んだ。
オートマチックトランスミッションは、外車の場合、どんな機構であれトラブルの可能性は高い。修理も高額になりがち。ベンツのS300のAT修理に100万円使ったことがあったさ…
黄色い箱で何をはこぼうかな…



