YOKOHAMAの丘の上から
  • 19Aug
    • Heron / Open Up The Road ('83)

      木洩れ日系・英国フォーク、Heronの第3作。前作(2nd/1971)から12年か...。前作の後、中心メンバー:G.T. Mooreが出て行ってしまった訳だが、この作品では再び戻ってきている模様だ。(※参照⇒Discogsのクレジット欄)僕の所有しているCD(CD-R?)には全くデータ関連が載っておらず、そこらへんの情報が全然分からないので、非常に歯がゆい。CDのディスクにメンバーの写真(及び曲目、作曲者)が貼ってあるのみ。かと言ってどうでもいい作品という訳ではなく、この落ち着きぶり、しみじみとした情感はさずが。地味だけど、大切な一枚。・Open Up The Road・The Water Is Wide

  • 18Aug
    • The Beach Boys / Summer In Paradise ('92)

      ブライアンが完全不参加。調べてみたら、数あるThe Beach Boysのアルバム中、ブライアンが全く参加していないのはこのアルバムだけらしい。なるほど。じゃあ、何も期待せず、身構えもせず、軽く聴き流してみようか...となると、いいところにも気付けるようになるのだから不思議だよね。やはり、ところどころで聴かせる粋なハーモニーは「さすが!」の一言。これが、大物バンド:The Beach Boysの貫禄というやつなんだろうな。実際に何曲かはいい曲があるので、聴いてみる価値はあるかもね。夏の終わり頃のような雰囲気を持った、どこか爽やかさと切なさとがないまぜになった、そんな大人のAOR的一枚。そう、まさに今の季節に丁度良いかな。夕暮れ時のウォーキングのBGMに最適かと。※余談だが、アルバムの評価について。Rate Your Musicによると、The Beach Boysの全オリジナルアルバム中、最低の評価だ。5点満点で「1.06」(2019/08/18現在)。いくらなんでもそりゃないだろ...。防御率1位が楽に取れるよ。ちなみに、Pet Soundsが「4.20」、The Smile Sessionsが「4.24」。・Slow Summer Dancin' (One Summer Night)・Lahaina Aloha

  • 14Aug
    • The Beach Boys / Still Cruisin' ('89)

      う~ん、何ともアピールし辛い作品。ブライアンの出番もほとんどないし。そして予想通り(?)、このアルバムもファンの間ではかなりの低評価。しかし!難しいことは考えず、単純にこの「真夏のアルバム」を楽しもう!この楽園志向とでも言うようなカラッと明るい雰囲気、僕はかなり好きです。個々のオリジナル曲も、じっくりと聴いてみるとそこそこのレベルであることが解る。中でも久々の全米No.1ヒット、「Kokomo」。トム・クルーズ主演の映画「カクテル」で使われて人気に火がついた訳だが、改めてこのアルバムについて詳しく調べてみたところ、その他の曲も様々な映画で使われており、そういった曲を集めて一枚のアルバムにしてみました、という意味合いもある模様だ。なぜ往年のヒット曲3曲(I Get Around / Wouldn't It Be Nice / California Girls)が巻末に収録されているのか意味不明だったが、それなりの理由があったわけだ。これら3曲は大好きな曲ではあるのだが、このアルバムの流れの中で聴くと、なんだか「場違い」というか、「浮いて」いる印象を受けてしまうので、僕はいつも「Make It Big」で終わりにしている。まあ、事情を知らないほとんどの人は、何とか帳尻を合わせて強引にアルバムにされた中途半端な作品、とでも思うんじゃないかな。低評価なのは仕方ないのか。僕は何も考えずに勝手に楽しんでいます。・Kokomo・Still Cruisin'・Make It Big

  • 13Aug
    • The Beach Boys / The Beach Boys ('85)

      何はともあれ、「Getcha Back」を聴いてみよう。本当にいい曲だ。ブライアンのファルセットが心に響く。爽やかで、エバーグリーンな香りのする、60年代初頭の若いBeach Boysが戻ってきたかのような、そんな、“永遠の夏”をも感じさせてくれる名曲。自分にとっても思い出深い曲だ。洋楽に興味を持ち始めたあの頃('85)、あの夏、僕はラジオの「The Beach Boys特集」をカセットテープに録音し、それはもう繰り返し聴いていた。(『FM STATION』て雑誌があったよね。僕はエアチェック小僧でした。)録音した新旧のヒット曲の中でも、この曲はひときわ輝いていた。その思いは、30年経った今でも変わらない。また、この「Getcha Back」はずっとブライアンの曲だとばかり思っていたのだが、実はマイク・ラブとテリー・メルチャーの共作なのだった。ちなみにテリー・メルチャーは、Bruce & Terryにおけるブルース・ジョンストンの相棒。夏をテーマにしたいい曲を結構残している。さて、アルバム名はというと、その名もずばり、「The Beach Boys」。デニス・ウィルソンが亡くなった今、もう一度原点に立ち戻り、このグループの危機的状況をみんなで乗り切ろうぜ、というような意気込みを感じる...のだが...しかし、一般的な評価は恐ろしく低いようで残念だ。(※Rate Your Music参照。…5点満点で1点台とは! これはひどい。)プロデューサーにはCulture Clubの仕事で知られたSteve Levineを迎え、これまでにない新しいイメージをも打ち出し、AOR的な大人の夏のアルバムに仕上がっているのだが。他人の評価はどうあれ、僕にとっての「夏」のBGMは、これまでも、そしてこれからも、The Beach Boys。そして「Getcha Back」。・Getcha Back・It's Just a Matter of Time

  • 24Jun
    • The Beach Boys / Keepin' The Summer Alive ('80)

      このアルバムもブルース・ジョンストンがプロデュース。たとえゴタゴタしていたってそこそこのクオリティは残せるぜ、というこれまでの実績そしてプライドが生み出した作品と言えなくもない。ブライアンは前作(L.A. (Light Album))よりは色々と参加している模様。しかし、今度はデニスが健康面で深刻な問題を抱えており、殆ど制作に参加していない。そして、結果的にデニスが参加した最後のアルバムになってしまった。内容としてはジャケットのイラストのごとく、「夏のアルバム」としてそこそこ楽しめる内容(エンディング曲以外)。しかし初めて聴いたとき、締めくくりにこの曲(Endless Harmony)はないだろう...と思ったものだ。真夏の海水浴の最中に雪が降って来た、みたいな、肌寒いものを感じてしまい、後味が悪い作品だな、としばらく敬遠していた時期があったが、アルバム全体をリラックスして気軽に聴いてみると、まあ、そんなに悪い内容ではない。また、そのエンディング曲:Endless Harmonyにしても、今回、歌詞を読みながらじっくり聴いてみたら、ブルース・ジョンストンによる“The Beach Boys賛歌”であることが解ったので、何だか救われたような気分でいる。・Keepin' The Summer Alive・Goin' On・Endless Harmony

  • 20Jun
    • Alzo / Takin' So Long ('73)

      録音自体は1973年。その後、Alzoが亡くなった年(2004)に発表された未発表音源集。本来はセカンド(ソロ)アルバムになる予定だったんだろうな。結果的に遺作になってしまった。現時点で聴くことのできる3枚のAlzoモノのなかで一番メローかな...。そして、一番心にしみる。ライナーノーツ、そして歌詞を読みながら聴いていると、本当、泣けてくる。何だろう、このPeacefulでPositiveなフィーリングは...。もっともっと、彼の作品を聴きたかった。ともあれ、Alzo。ぜひともご一聴を!・Takin' So Long・Lover Man・Sweet Winds

  • 19Jun
    • Alzo / Alzo (Looking For You) ('71)

      Alzo & Udineのデュオ解消後にリリースしたソロ作。リラックスした、とてもいい感じのフィーリングに満ち溢れている。田園風景、木漏れ日、雨、夕陽....そんな情景が目に浮かんでくるような素晴らしい唄声、サウンド。最高だ。...今はこれ以外の言葉が見つからない。・Country・That's Alright (I Don't Mind It)・Looking For You

  • 18Jun
    • Alzo & Udine / C'mon And Join Us! ('68)

      さてここで、万人に強力におススメできる、Flowerで素敵なアーティストをご紹介します。Alzo(アルゾ)(Vocal, Guitar)。FolkyでありながらGroovyで、しかもとびきりMellow。聴いたことのない方には、今すぐに聴いてみていただきたい!本当に素敵なサウンドです。このアルバムは、パーカッショニストのUdine(ユーディーン)とともに、「Alzo & Udine」 名義のデュオ形式でリリースされた、いわばデビュー作。我が日本国内では、1990年代半ばにFree Soulの名盤の一枚として、Jackson SistersやAlton McClain & Destiny、Gloria Scottなどと一緒のタイミングでCD化された。この事実だけでもお分かりの通り、かなり「渋谷系」。今振り返ると、コレってFree Soulなのか?! と妙な気持ちにもなるんだが、あながち誤ってはいないかな、とも思う。かなりシンプルな編成ながら、これだけのノリとGroove感を出せるというのはスゴいよね。…余談だが、朝のドトールコーヒーのBGMは爽やか系のソフト・ロックが定番なのだが、このアルバムの「This Room」がレパートリーに含まれている。このメロディが流れてくるたびにニンマリしている自分がいます(笑)。・Something GoingRain (De Rain)

  • 17Jun
    • The Beach Boys / L.A. (Light Album) ('79)

      さて、ブライアンが絶不調。アルバムのクレジット表示を見ても、殆どブライアンの名前がない(...)。その代わりに、ブルース・ジョンストンが久々に復帰し、プロデュースも買って出ているのだが、これがまた、実にいい仕事をしているのだ。個人的な印象としては、「秋の訪れ」を思わせる、実に落ち着いた作品に仕上がっている(リリースは1979年の3月)。特に、アルの曲「Lady Lynda」は秀逸。バッハの「主よ人の望みの喜びよ」のメロディを借用しているが、とても魅力的に仕上がっている。また今回はカールが全体を通して頑張っており、「Good Timin'」等で透き通った歌声を聴かせる。その他、マイクが日本語で歌う「スマハマ」、10分を超えるディスコ曲「Here Comes The Night」も、最初は面食らったのだが、今聴くとそんなに悪くはないと思う。一般的な評価はもの凄く低い様子だが、自分的にはこのアルバムが結構好きなのだ。・Lady Lynda・Good Timin'

  • 16Jun
    • The Beach Boys / M.I.U. Album ('78)

      全体的な雰囲気は悪くないんだが。色々とゴタゴタがあったらしい(...またか)。前作とこのアルバムの間に「Adult/Child」というアルバムが録音されたのだが、オクラ入りになったり、そしてメンバー間の不和、そして(やっぱり)、ブライアンの不調。ブライアンの名は「executive producer」としてクレジットされているのだが、はて、実際にはどこまで関わっているのか。その代わりに、アルとマイクがかなり頑張っているであろうことが手に取るように解る。ジャケ写もカッコいいし、何曲かそこそこいい感じの曲もある。もう一度言うが、全体的な雰囲気は悪くない。・She's Got Rhythm・Wontcha Come Out Tonight