一昨日の午後、地元の公立幼稚園へ、今学期最後の絵本の読み聞かせに行ってきました。今回は、もともとは交代要員だったのですが、3日前に連絡が来て、年長のクラスに入ることになりました。ペアの方と読んだのは、下記の2冊です。

 

『うごきません』 大塚健太 作 柴田ケイコ 絵

『ぶたのたね』  佐々木マキ 作

 

『うごきません』のお話の主人公は鳥のハシビロコウ。「えっ、嘘でしょ?」と思うような、他の動物が変な姿で登場しても、ハシビロコウは動じません。ハシビロコウが唯一、動くのは・・・のとき。「たしかに」と思える場面なんですが。最後のシーン、動かないけれど、かわいいです。

『ぶたのたね』はナンセンス系絵本。タイトルにある豚の種、豚より走るのが遅いオオカミ、ぞうのマラソン大会・・・と登場するものや事柄は、つっこみどころ満載です。オオカミの企みは失敗に終わりますが、悲惨さは全くありません。

 

園児達は、2冊とも、一言も発することなく、静かに聴いていました。そんなに静かだと、逆に「分かっているのかしら」と心配になりましたが、私たちが教室を出た直後、園児の「ぶたのたねってさ~」という声が聞こえたので、何か感じるところはあったのでしょう。

 

幼稚園では敷地内で野菜を作っているのですが、連休中、大きくなり過ぎたきゅうり1本を、読む前に頂き、読んだ後は、園児から、普通の大きさのきゅうり2本を頂きました。

 

今回、お邪魔したクラスも欠席者が複数いたのですが、コロナや溶連菌など感染症が流行っているそうです。中学生のお子さんがいるメンバーは、「つい最近、上の子のクラス(中3)が学級閉鎖になった。」と言ってました。また、先月に、家族がコロナに罹ったメンバーが二人も。ニュースで、「全国的に、コロナ、溶連菌、手足口病などの感染症の患者が増えている」と言ってましたが、ほんとうにその通りなんだと思いました。