今日、小学校の6年生の教室へ絵本を読みに行く予定にしていましたが、中止になりました。一昨日午後、グループラインで、中止を知りました。中止の理由は運動会練習の為で、学校から読み聞かせグループ代表に、「読み聞かせを実施できない」と連絡があったそうです。昨日は、府内の一部に大雨警報が発令されるほどの大雨でしたが、今日はいいお天気でした。運動会のリハーサル、できたかな?

 

読む予定にしていた本は、『おどりとら』韓国・朝鮮の昔話 金森襄作 再話  チョンスクヒャン 画 です。音楽が聴こえたら踊りたくなってしまう虎がいたのですが、その虎を含む大勢の虎達は、一人の樵を追い詰めますが・・・というお話です。

 

息子が小学2年のとき、同じ内容の話が当時、使っていた国語の教科書に載っていました。その題名は『おどりのすきなとら』で、樵から見たお話でした。今は、こちらの市では、全国的にメジャーな光村図書の国語の教科書を使っていますが、当時は別の会社のものを使っていました。

 

その『おどりのすきなとら』に関して、忘れられないことがあります。

本文の冒頭が「むかしむかし ある村に たいそう じょうずに ふえを ふく わかものが いました。」でした、細かいところ、間違っているかもしれませんが。で、息子に聞いた話ですが、授業中、先生が

「この若者はどんな若者ですか?」

と尋ねたとき、ある子が

「体操が 上手な 若者です。」

と答えたそうです。 

それを聞いて、息子は驚いたそうです。私も聞いて「えっ」という感じです。答えた子は息子とは幼稚園でも一緒の子で、しっかり者という印象の子だったのですが・・・。余談ですが、当時の2年の担任の先生は、ベテランの先生だったのですが(2年時のみベテランで他は若い先生だった)、息子の国語力を評価してくださっていて、個人懇談では、読解力を褒めてもらいました。大学受験の頃は、国語は耐える教科になってましたけれどね。

 

読み聞かせでは、創作絵本を読むことが多いですが、たまには昔話もいいなと思います。さて、1学期、読む機会はあるかしら。