1昨日の日経新聞に出ていたけど、中国人のアメリカ不法移民が増えているらしい。1年で10倍、3万7000人というんだけど。それでも、全体の不法移民が250万人だから、率はまだ低いけど、増えているね😀


記者が取材した2日間で、2月4日に集められた不法移民150人のうち中国人が4割、2月5日に集められた不法移民100人のうち中国人が5割だと言う。



その不法入国のルートは凄まじく厳しくて、まず中国からビザなし入国できるタイへ。タイから空路トルコ経由でやはりビザなし入国できるエクアドルへ。エクアドルからクルマでコロンビアへ行き、熱帯雨林を2日半歩いてパナマ、パナマからメキシコへ。蛇頭の案内で「壁」の抜け道を通り、アメリカのカリフォルニアから不法入国。

まさに、決死の入国。そんな生命を賭けてまでアメリカに出稼ぎに行く必要があるのか?ってことなんだけど、この記者さんが言うには中国経済、とくに不動産部門がかなりヤバいらしい。

中国は土地の所有がダメなんで、不動産と言っても建物とかだけど、政府の規制強化でマンションが売れないらしい。歩合給がなくなって月給は4〜5万円。生活ができないという。

記者が日本の方が中国に近くて良いのでは?と聞いたら「日本は中国人労働者の待遇が良くないから」と返されたと言う。


ボクは中国人に見下されたと言うよりか、それだけ日本の国際的な地位が20〜30年前よりガタ落ちしたんだな真顔 って思いました。


舐められてんな〜😅


つい、15年くらい前までは、中国人の日本への出稼ぎは結構いました。大規模農家の労力はかなり中国人に頼っていたんだけど、今はどうかと言うとカンボジアとかミャンマーからの労働者に頼っている様子です。それも、1年通して働けるように長崎→長野→……と雇用地の農繁期を周るようにしたり、日本語教育したりと至り尽くせりです。もう、ベトナム人は来てくれないらしい。


一方で、中国人の富裕層が日本の不動産を買い漁ってたりとか、なんか様相が変わっちゃったよね。


ただ、このままだといつか中国のバブルは壊れて日本と同じようになる可能性はあります😀


今の若い人は、日本のバブルが弾けて、30年も低空飛行が続いている理由を知らないだろうから、ボクの知ってる範囲でざっくり言うね。

まず発端はプラザ合意からだろうね。アメリカの貿易赤字が酷いことになっていて、先進国で何とかしないとガーンってことで、ドル安になるように先進国で協調するようになったと。

それで、円高になって輸出産業がピンチになり、国内に投資が向かうように公定歩合を下げたんだよね😀

その結果、市中に金が過剰に出回ることになり、金が向かった先が土地だったんです。土地は下がらないって『土地神話』があったからですね。

みるみる土地が値上がりして、戸建てで家を買うなんて都心じゃ考えられなくなりました😅

それで、土地バブル潰しのため大蔵省が「総量規制」を通達して、日銀も金融引き締めにかかった。

それがきっかけで、土地も株価も暴落してしまった訳です。1990年頃でしたね。

今まで高値だった土地が暴落、株価も半分になっちゃったから、不良債権が大変なことになり、長銀とか拓銀が潰れたり、銀行の多くがヤバくなり、公的資金を投入したりした。

ただ、ボクの目から見て、政府や政治(立法府)の動きが緩慢すぎたよね😅

それで、傷がなかなか癒えず、にっちもさっちも行かないで今に至る訳です😀


ざっくり言うとそんな感じだけど、中国の現状もかなり日本のバブル崩壊と似たところがあるみたいで、上海の不動産価格も一時期より急減。習近平とその取り巻きは経済にあまり明るくないから、対処できないでしょう。


不良債権処理って、債務超過に陥っているところを放置すると、傷は深まるばかりだから、習近平におもねる中国は日本同様に対処が遅れて経済的に低迷するのが必定かもね~。


おまけに中国が長らく続けていた一人っ子政策の影響で、少子高齢化になるのも日本と同じ。全然ダメじゃん😵‍💫


「中国、お前はもう死んでいる」かもね🤣


すでに破綻している恒大集団とかの破綻認定も習近平の怒りが怖くて裁判所がなかなか認定できなかったりとか、ズブズブになってる可能性は大だよね~。


まぁ、いろいろ考えると、ウクライナ問題とかいろいろあるけど、アメリカ以外に投資できる国はあまりないよね😀 新NISAやるなら、米国の株だよね。


日本はまず与党が腐ってるし、腐った与党に持ちつ持たれつの官僚機構もかなりダメダメだし……でも選挙で国民の意志を示さないとますます酷いことになるから、選挙は行かないといけないんじゃない❗