ついさっきまで、水戸の水戸市民会館グロービズホールで、手嶌葵さんのコンサートに行ってました。



前から3番目、ど真ん中という良席でしたけど、18時から東京・初台の新国立劇場マエストロにて、カズンと片桐さくらさんのディナーショーがあるから、後半4曲目までで中座しました。

手嶌さんは久しぶりの鑑賞です。

セットリスト
1.旅人
2.ティファニーで朝食を から Moon river
3.真夜中のメロディー
4.明日への手紙
5.コクリコ坂 から さよならの夏
6.Tea for two
7.Kiss The Girl
8.マイフェアレディ から On The Street Where You Live
9.コクリコ坂 から 朝ごはんの歌 手拍子で
(15分休憩)
10.以降13.まで、ノート取れず。


最初、あまり手嶌さんらしい発声じゃなくて、うっすらとした感じがしました。2回ほど歌唱中に手のひらで胸を押えていたから、調子が悪いのかと思ったけど、そうではなくて、1曲目のMCで自分に「落ち着け」って言ってたから、緊張とか精神的なものじゃないかと思いました。


どんなにベテランでも1曲目は緊張するよね😅


1曲目の後のMC…
1.旅人は、ゲト戦記では使われなくて、歌いたかった曲だと。そして、落ちつかせるために、「なんか空調の音がする」って呟いて、メンバー紹介。guitarとviolinの方とピアノの方を紹介。

2.ティファニーで朝食を から Moon river ラジオで歌った好きなカバー曲と言ってました。

3.真夜中のメロディー  ラジオ番組のために作った曲だそうです。

2.カバー、声が素敵😌すごく素敵。なのに、技巧的じゃないと言うか、これみよがしな感じじゃないのに心に刻まれていくのは何でだろう?

3.も言葉が沁みていくような感じ。

彼女は福岡県出身でラジオ番組好きで、オオタカズオさん良く聴いていたみたい。

4.明日への手紙
5.コクリコ坂から

4.本当に素晴らしすぎて、余韻が半端なかった。

5.自然に目に涙が溢れてきて…言葉にならない😌


最近、歌ウマなシンガーソングライターさんが盛んに「明日への手紙」カバーしていて、例えば上田桃香さんとか、確かに昨年夏にライブで聴いて感動したけど、じゃあ手嶌葵さんの「明日への手紙」と比べることができるか?と言うと全くの別物です。


オリジナルはやっぱり本物。掛け値なしです笑い泣き


そんなの当たり前という人もいるかもしれないし、逆に上田桃香さんの方が上手いとか憤る人もいるかもしれないんだけど、成り立ちや出自がまるきり違うという気がする。


カバーをどんなに上手くコピーしても、コピーはコピーでメッキなんだという気がします。


以前、森川七月さんが大橋純子さんの「たそがれマイ・ラブ」を全く違う解釈で歌って、ボクは何十年ぶりに大橋純子さんを越えるシンガーを見つけたと思ったんだよね。


でも、そうじゃなくて、自分の血肉から新たに生まれ変わるからカバーがオリジナルになるんだと、やっと気付いた気がする😀


確かに、上田桃香ちゃんは抜群に歌が上手いけど、まだコピーの域を出ていないという気がした。


若いシンガーソングライターさんだと、ボクは人の曲でも完全に自分の曲にしてしまう方は、まずは片桐さくらさん。彼女の天性の才能には、本当に目が眩むほど眩しいけど、残念ながらリスナーのほとんどが彼女の才能に気付いていない。


眞塩藍沙さんの洋楽の才能もヤバい。彼女はワールドクラスの才能です。


タケモトリオさんも、カバーがすごい子だと思います。残念ながら、最近ゾーンに入ってるカバーはないけど、自分の作詞作曲に力を入れてるから仕方ないね。


そんなこと考えているうちに、この熾烈なシンガーソングライターの荒波を生き残って、自分の位置を掴むために必須なことに気づいてしまったびっくり


話す時間がなくて、次のディナーショーが始まるから、また今度👋👋👋