今日、業界の新聞見たら、こんな記事がありました👇



読みにくいから、超短く要約します。

質問
「男性から女性になった職員による女性トイレの使用を制限するのは違法だという判決が出たと聞いた。生物学には男性でも「女性だと自認している」という人には、女性トイレを使わせなければ損害賠償請求されますか?」

というもの。

法律事務所の解説は以下のように要約です。

回答
「判決は、女性トイレの制限について一律の判断基準を立てることはせず、男性(心は女性)の不利益と女性職員の不利益を客観的かつ具体的に比較しました。

(判例の)男性(心は女性)は同年代の男性より、男性ホルモンが非常に少なく、性衝動による性暴力の可能性が低いと医師の診断が出ており、女性の服装で勤務しており、他方で女性職員が男性(心は女性)の女性トイレ使用に異を唱えなかったことから、男性(心は女性)の女性トイレ使用制限を違法と結論づけた」

というものです。

たぶん、会社か何かで、男性(心は女性)のトイレ使用はダメじゃないかえーと管理者が言ったのか、うるさい奴がチクったのか分からないけど、トラブルになったんでしょう。

もしかしたら、同僚の男性がチクったのかもしれません。


ただし、法律事務所はこう結んでいるんだよね😀

「生物学的な男性が「女性だと自認している」と述べたなら、ただちに女性トイレを使わせなければならない、ということではありません。」


ボクが思うに、男は男らしくしろ! とか女は女らしくしろ!みたいなのから始まって、何でもかんでも白と黒に分けたがる人がいるけど、そうじゃなくて万物には白と黒の中間なんて幾らでもあるってことじゃないかと思うけどね🤔


ボクは生物学を仕事の生業にしてきたから思うけど、生物学的に男(女)とは何か?って案外難しいと思うぞ。


遺伝的には、ヒトには性染色体にX染色体とY染色体があって、Y染色体を持っている場合はY染色体上にある男性ホルモンをコードしている遺伝子の発現の影響で、受精後の胚発育のどこかの段階で男性の性器が形成されたりする。


ただし、性の決定が全て完璧に行われるかというと、必ずしもそうじゃなくて、両性具有の人がいたり、身体は男性で心は女性だってありうる。こういうのモザイクとかキメラっていう現象なんだけど、広く生物に認められるものだよね。


生物界は100%こうなるって約束されるものではなくて、中間とかどっちにも分類できるものが少数生まれるとか、結構ややこしいもんなんだよね。


だから、性自認ってセンシティブな問題だけど、あんまりこうだ物申すって決めつけないで、いろんな人がいるんだ🙄くらいのゆったりした見方があってもよいのではないか?


判例の男性って、ボクは知らんけど、もしかしたら遺伝的にはXY型だとしても、ほぼほぼ女性の姿かもしれないし、それゆえに女性のような男性を好む男から付け狙われているのかもしれない。


ボクも若い頃に女性っぽく見えていた時期があり、ホモで男色の男に付け狙われて非常に怖い目にあったことがありますゲッソリ


だからと言って、(おちんちんがあるとか)生物的特徴が男性の人で、性自認が女性だからと言って女性トイレ使用できるのが当たり前とかそういうもんじゃないよね。


大多数から見て明らかに男性と見られる人が女性トイレや女湯を使用していたら、そりゃ女性は嫌だわ。反対の場合も同じ。


常識ってもんがあるよね。それは長い間に形成されたものだから、あんまり軽視するもんじゃないと思う。


つまり、LGBTだからと言って、差別はしちゃイカンけど、区別されるってことは人間社会だからありうるんだよチュー


なんで、長々とこんな話をしたかと言えば、6月にサミットがあるからと言って、不完全なLGBT法案を岸田というおバカな首相が決めちゃったからムキー


LGBT法案って、差別はしちゃイカンという当たり前のことを思い切り薄めた不完全な代物で、こんな未熟な法案をなぜ通させたかと言うと、サミットで出てくる主要先進国がほとんどLGBTの法整備していて、日本だけ遅れているから焦ったとか言われてるガーン


いくら理念法でも、これはないよなぁ😅