ぽよまるさんのこの記事は、ボクにとっては実に興味ある問題提起なんだよね。
なぜならば、「水商売において」と言うのを「ミュージシャン商売において」と言い換えても、成り立つから。←ボクは水商売好きじゃないし、行かないから分かんない🙏
ほぼ全文引用します。👇
「水商売において大切にする客はどっちでしょう
①高価なプレゼントをくれて、貸し切りにしてくれたりするお金持ち。
②来るだけで精一杯で、プレゼントもお菓子しかくれない平凡サラリーマン。
正解は・・・
②の平凡サラリーマンです
お金持ちはお金があるから1人に固執する必要がなく、次々新しい女の子を求めます。
平凡サラリーマンは、新しい子を選んで失敗するわけにいかないので馴染みの子に通い続けます。」
🖕引用ここまで
ミュージシャンの場合はどうでしょうか?
実はどちらかと言えば、①ですが、②もダメとは言えないです。
なぜならば、①も②も大切にするための大事な条件が欠けているから、判別できないのです😅
その条件とは、「1人で来て気前良くプレゼントしてくれるお金持ち」か、「友だちを連れてきたり、宣伝してくれるけど、プレゼントはお菓子しかくれない平凡なサラリーマン」かという赤字の部分が大切なんです。
では、1番大切にしなければならない客はどういう客かと言うと…
1番目は、友だちを連れてきたり、SNSでお客さんを増やすために宣伝してくれるお客さん
2番目は、毎回来てくれて、励ましてくれるお客さん
3番目は、他のお客さんとも仲良くして、応援の輪を作ってくれるお客さん
です。
これには、深〜いワケがあって、ぽよまるさんの設問は、言い換えると「太い客と細い客とどっちがいい?」って言うのが本質です。
そして、水商売のコに聞いたら、間違いなく「太い客がイイ」って、返答すると思うけど……そうじゃなくて、来るのが精一杯の平凡サラリーマンは、通い続けるから、正解だと言ってるんですね。通い続けない平凡サラリーマンはやっぱりダメなんです。
まぁ、新しいコを選んで失敗するわけにいかないと言うのは、まるで奥さん探しみたいに深刻だし、そんなに必死かよ🤭ってツッコミ入れたくなりますが、大事なのはそこじゃないから、黙っておきます(笑)
水商売とミュージシャンの最大の違いは何かと言うと、水商売は基本1対1の客サービスだよね。
お客さんは、サービスしてくれるコを目当てに来るから、そのお客さんにとっては他の客が来るのは、ライバルが増えるだけで、他の客がイケメンで、お金持ちだったら自分が霞んじゃうから、全然芳しくない🥺
自分だけ大切にしてほしいと言うのが客の本音じゃん。
だから、そういう心理を突いて、水商売のコは客単価をなるべくあげたいよね。だから、毎日のように来てくれる方が良いです。
ミュージシャンは、典型的な1対多のサービスで、どんなに思い入れが強くても、チャージを2倍にはできないし、物販も同じものを何個も買うと言うのは普通はないじゃん。←同じTシャツを7枚とか買ったりするおバカさんもいるけど😳
だから、ミュージシャンは必然的に多数の支持者を増やさないとイケない商売なんです。
数が正義だから、下手くそでも日本武道館を満員にしちゃうミュージシャンが、やっぱり序列が上だよね。
それは、当たり前みたいに思うけど、分かってる人ばっかりじゃないから驚きで、すごく音楽は良いのに自分のアピールや集客は全然苦手な人が少なからずいます。
逆に、音楽はそこそこであったり、ダメじゃんってコでも、営業力がすごくて50人とか100人をワンマンライブで集めちゃうコもいます。
ボクは後者は完全シカトだけど、前者はヤキモキしてしまうから、早く気付いてほしいよね🙏