さっき、ナカニシさんのバッターズハイに突入しました の記事👇 見て思い出したことがあったんだよね。


https://ameblo.jp/seoi-nage/entry-12815837681.html 


ボクの卒業した高校は横浜のナンバー高の1つで、歴史はそれなりにあったから、かつて巨人に入った投手がいたときは神奈川大会の準決勝まで行ったらしいけど、まぁ普段は優勝するはずがない野球底辺高でした。


だから、高校野球でメチャクチャ盛り上がるって感じじゃないけど、それでも高校2年の5月か6月の予選の時はクラスの女子が応援しようと、千羽鶴やら折ってたり、野球部員にエール贈ったりして、プチ盛り上がりみたいな状況はあったよね。


で、野球部員の男子はデレデレしてるんだけど、それを良く思わない男子がそれなりにいて、女子がいない場で「野球は野球ってだけで、女子が応援してくれてイイよな〜🥺陸上なんか関東大会に行っても絶対見に来てくれない。」とか、「バドミントンも」とか不平不満がズラズラっと…えー


ボクは、なんで女子に来て欲しいのか、その男子心は全く分からなくて、好きでもない女子にもモテたいのか?と意味不明だったのですが、野球で盛り上がる女子心も分からなかったから、予選でどんな応援してるんだか、観戦を兼ねて女子の応援の観察しに行きました。


その結果、別に声援送るくらいの普通の応援だったけど、あんな普通の応援で超羨ましがる男子ってなんだろね🤔 って、???でしたね。


人が人との比較での優劣を競って、勝つと優越感に浸るという生々しい情感をこの時期モロに感じていて、ボクはそうした人の状況を積極的に共有しつつも、「あーゆー連中みたいにはなりたくねーなー」って漠然と思ってたな😀


考えてみると、そういうのが男女のもっとも熱い情感を育む土壌ではあったかもしれず、もう少し素直でも良かったかもしれない。高校時代に知り合って結婚した人はかなりいるしね🤭


ボクは、ちょっと事情あって、陸上部やめたんだけど、それはあまり好きでない中距離ランナーにさせられた経緯があり、学業とかも納得いかなくて、自分の道を探り始めたためでしたねー。ただ、毎日5〜10kmのランニングはやめなかった。


それで、アイデンティティってなんだろうねって、よく読書していたのですが、当時の夏に読んだのが、The Loneliness of the Long Distance Runner、って小説。


日本語訳だと「長距離走者の孤独」だね。原書で読んだ。


あの小説では、主人公が自分のために走るという葛藤の中で、最後の結末があるんだけど、ボクはいたく打ちのめされました。


結局、自分も自分のために走ってる訳じゃないのか?自問自答しました。


それで、学年対抗長距離駅伝大会があって、ボクも出場者の1人に推す人がいて、それが野球部のM君だったんだけど、ボクは固辞したんです。


あんまりにもM君がしつこいから、その日の授業中に抗議のため勝手に帰りました。で、帰宅すると電話されてるかもしれないから、自宅近くの図書館で過ごしましたね😅


その次の日、唯一好きだった女子から「心配していたよ」というから、M君にも謝罪し、陸上大会も出たのですが、お付き合いだから適当に🙏 あまり良い成績ではなかったね。


その後、高3になって、義理のある人に陸上競技大会でなんとかリレークラス代表と短距離に出て欲しいと言われ、それは了解して練習しました😀


結果、リレーは6番からバトンを受けて、4人抜きして、全校で2位。短距離は100mで11秒台が出て、やはり全校で2位で、かなり好成績でしたが、結果についてはあまり口にしなかった。1つだけ、足が滑ってスタート失敗して陸上用スパイクを使用したかったということくらいは陸上部の人と話した。


個人的なことだからね。


ただ、ああいう経験があって、あまり他人に称賛されなくても、自分なりに納得できる生き方で良いのだと思いましたねおねがい


1人1人の人生があるから、誰かのためになんか考えなくて良いのだと思う。シンガーソングライターって、よく誰かの何かになりたいみたいなこと言うけど、まるで逆だね😅