*(動画を張り付けて引用しようとしましたが、著作権でダメとのこと)
 
Roxanne
ロクサーヌ
You don't have to put on the red light
もうおまえはウリになんか行かなくていいんだ
Those days are over
そんな日々は終わったんだ
You don't have to sell your body to the night
もう夜におまえのカラダを売らなくていい

Roxanne
ロクサーヌ
You don't have to wear that dress tonight
今晩は着飾っていかなくていい
Walk the streets for money
金のために道端に立たなくていい
You don't care if it's wrong or if it's right
それが過ちか正しいかなんて考えなくていいんだ

Roxanne
You don't have to put on the red light
Roxanne
You don't have to put on the red light
(和訳 略)

Roxanne (put on the red light)
Roxanne (put on the red light)
Roxanne (put on the red light)
Roxanne (put on the red light)
Roxanne (put on the red light)

I loved you since I knew you
オレはおまえを知ったときから好きだった。
I wouldn't talk down to you
おまえを見下して話したりなんかしないよ。
I have to tell you just how I feel
オレが感じたままに伝えなきゃ
I won't share you with another boy
オレはお前を他のヤツらに弄ばせたくないんだ

I know my mind is made up
オレの気持ちはもう決まっているんだ。
So put away your make-up
化粧なんか落としちゃえよ
Told you once, 
もう一度だけ言うよ
I won't tell you again
二度とは言わないよ
It's a bad way
そんなのもう言いたくないから

Roxanne
You don't have to put on the red light
Roxanne
You don't have to put on the red light
ロクサーヌ  ウリなんかするなよ(リフレイン)
 
 
この曲を初めて聞いたのは、小学校だったか、中学だったか?高校には入っていなかったくらいだと思う。
その頃、周りの音楽好きな子たちはフォーク全盛でギターを奏でたり、甲斐バンドに夢中になってるのが多い中で、ボクはなんだか皆と同じに染まるのが嫌だった。かなり、ボクは素直じゃない子どもだったと思う。
 
永ちゃん(矢沢永吉)とかその前身のキャロル、舘ひろしのクールスとか、そういうのが好きなのもたくさんいたし、ロックが全盛になる気配もあったけど、なんかボクにはピンとこなかった。
 
その時出会ったのが、ポリスのRoxanneだったんです。歌詞の意味は分からなかったけど、メチャクチャカッコいいと思った。当時、音楽(ロック)は曲の中に音を詰め込むのがカッコイイみたいな風潮だったけど、ポリスは逆にベースを落としてギターとドラムスだけでシンプルに音を減らしてきた。それが却って潔くって、初期のポリスはレコードの溝がなくなるまで聴きましたね。
 
ポリスはなかなか来日しなかったんで、高校の時とかに横浜の平沼橋にフィルム・コンサートを見に行った記憶があります。隣に座っていた女性の2人連れの1人(だいぶ年上で24か25くらいか?)が、何かのタイミングでボクに「凄くカッコいいよね」って話しかけてくれた記憶があるけど、そういう彼女の表情がキリっとしていて、凄くカッコよくて素敵だと思った。ボクは極端な照れ症なんで、2言、3言話してそれっきりですが(笑) あれ以来、カッコイイ女性に憧れる気持ちが強くなった気がする。
 
あれから、何年も経ってるけど、やっぱりこの曲のカッコよさは変わらないな~。やっぱり、これって思った音楽は飽きないし、いつまでもイイと思ってます。
 
ロクサーヌの和訳はまたしても意訳です。もう間違えてる寸前の訳かもしれないけど、意味は通ると思います。
荒々しい愛の歌だよね。でも、救いのある歌だと思います。ここまで娼婦を愛せるって、以前のこととかはどうでもいいから、今のあなたが好きだし、あなたのために何とかしてやるってことでしょ。純粋だよね~。
 
(訳の注釈)
*red lightは直訳すれば「赤い光」だけど、意味は売春宿のこと。飾り窓ともいうけど、(この曲の設定になった)フランスでは赤い光が売春宿を示すらしい。
 
*もっとも和訳しづらかったのが「It's a bad way」。直訳すれば「それは悪いやり方だ」になるけど、さすがにその訳はダサすぎる(笑) あえて外れるかもしれないけど、「野暮だから」、「イケてないよ」とかにしようかと思ったが、前のI won't tell you againを受ける格好で「そんなのは言いたくないから」としました。
 
もし、間違ってたら教えてください。