遺跡を早々に出て私が向かった場所は・・・・、遺跡の外にあった広場。
そこで何があるかというと、ボラドーレス(空飛ぶ人)という儀式が見られるのです!
ボラドーレスとは、獲物を狙って舞い降りる鷹のように、人間の心臓を求めて降臨する太陽神を表現した儀式。
これを演じる人たちは、鷹をモチーフに赤を基調とした衣装を着て、鷹のごとく棒の高いところから舞い降りてくるのですが、その棒の高さが30メートル以上!!
30メートルといったら10階建てのビルと同じ位でしょうか??
この儀式はエル・タヒン遺跡のあるベラクルス地方が本場で、パパントラの町では毎年このお祭りが開かれているそうです。
私が行ったのはお祭りの時期ではなかったのですが、観光客相手のショーとして見ることができました。
ちなみにメキシコ各地でもこのようなショーは行われていて、私もメキシコシティに行ったときに既に見ています。
でも、やっぱり本場で見た方が感慨深いものがありますよね~
初めに5人の人が棒のてっぺんまで上って行くのですが・・・、これだけでもちょっと恐怖です
何せ30メートルもありますからね~。
1人はてっぺんで笛や太鼓を鳴らす役割。あとの4人は足にヒモを巻き、準備完了。
これから儀式が始まります。
飛ぶ人たちは足のヒモだけが頼りです
降りるときにクルクル回りながら降りて行くのですが、回る回数も決められているそうです。
この儀式は1時間毎だか30分毎に遺跡の外で行われていました。
最近は日本のテレビでもこの様子が紹介されていて、私もイッテQで見たことがあります。
余談ですが、ここに来る前に町の観光案内所の人と話していたのですが、町の広場でこの儀式を行って新聞に載った日本人がいたんだそうです。
その人って、イッテQの企画で来た宮川さんのことでは・・・!?
番組でも新聞に載ったって紹介されていましたしね~。
まさかこんな場所でメキシコ人とイッテQの話をするとは思っていなかったです
この後、この日は別の町に移動する予定だったので、ここから近くにあるポサリカの町のバスターミナルに行き、そこから長距離バスに乗って移動しました