ガイドさんとは入口の広場で一旦お別れ。
オリンピックのマークのあるところまで上ってくださいっていうけれど、結構遠そう。
1時間半の自由時間を与えられ、長城を上りはじめました。
オリンピック終了直後ということもあって、外国の五輪関係者も多く観光に来ていました。
中国人たちはなぜかそんな五輪関係者と一緒に写真を撮ったりして楽しんでいます。多分選手ではないと思うんですけどね。単に外国人(欧米人)と写真を撮りたいっていうだけでしょう。野球場でも観客のアメリカ人と一緒に写真を撮ってましたから。
長城にはところどころに2階建ての城楼があります。ここは、下層は住居、上層は見張り台と戦闘台の役割をしていたそうです。
上り始めは緩やかだった坂が、だんだんきつくなっていきます。
自分の中で、中国は年配の人が観光に行くイメージがあったので、自分も年をとってから行くだろうと思っていたんですが、この坂を見ると若いときに来てよかったと思いましたね。
たしかにお年寄りもいたんですが、一歩一歩ゆっくり上っていて結構辛そうでした。
ガイドさんが言っていたオリンピックのマークのところに到着し、少し休憩。
ここにはジェットコースターのようなものがありました。乗りたい気持ちもありましたが、どこに行ってしまうのかわからなかったのであきらめました。帰れなくなったら困るし・・・。
ここから先もまだまだ長城は続きますが、キリがないのでここで引き返します。
ちなみに、長城の全長は6000キロメートルほどとガイドさんが言っていました。
今回上ったのは女坂という緩やかな方の坂でしたが、反対側の男坂では西方に延々と続く長城を眺めることができるそうです。坂は急ですが、眺めを楽しむのなら男坂がよいそうです。
長城を上った後にガイドさんから記念証をもらいました。
ナスカの地上絵でもそうでしたが、こういうのは記念になっていいですね。