北京到着の翌日、準決勝の試合がありました。
チケットを持っていなかったので、ダフ屋から買おうか買うまいか直前まで悩んでいたのですが、見に行っても本気で応援できるのが不安だったので生観戦はあきらめました。
というのも、持っているチケットが3位決定戦の分だけだったので、このチケットで星野ジャパンを見たい、つまり準決勝で負けて欲しいという気持ちと、純粋に勝って優勝してほしいという気持ちとで、どっちつかずになってしまったんです。
こんな中途半端な感情で、高いお金を出してチケットを買うのももったいないので、生観戦はあきらめました。
しかしここは中国、テレビで野球が見れるわけがありません。ですが、そんな人たちのために、日本の試合を観戦できる場所がありました!
「JOCジャパンハウス」
ホテルの大広間を会場とし、数台のテレビモニターで日本人選手の試合が観戦できます。
また、企業のブースも入っていて、応援グッズもいただきました。
そして、準決勝はここで観戦することに。
日本のテレビのように実況があるわけではないので、会場のスタッフが実況をしていました。
そして結果は、おわかりの通り敗北です。残念ながら、金メダルの夢は断たれました。エラーなどもあり、最後の方は締まりのない試合になってしまいましたね。
翌日の決勝戦のチケットを持っていた人もいたようで、会場からはため息がもれていました。私は3位決定戦のチケットを持っていたので、負けてよかったという気持ちもありましたが・・・
テレビ観戦後、ホテル内の日本食レストランで食事をし、その後ホテルのロビーへ。すると、出入口付近で人だかりができています。何だろうと思い近づいてみると、どうやら選手達が戻ってくるようです。選手村に泊まらず高級ホテルに泊まって…などと言われていたようですが、その高級ホテルはなんとここのホテルでした
星野監督、無言の帰還です。
そして、選手たちも戻ってきました。
私のカメラの性能が悪いのか私の技術がないのか、うまく写真が撮れませんでした。
和田投手(左)と上原投手(右)です。写りが悪くてすみません。。
選手たちもほとんど無言でしたが、ダルビッシュ投手は普通に田中投手(まあくん)に話しかけていました。まあ、彼は準決勝で投げていないから、負けた責任はないですしね。