おはようございます。

散歩道で見つけた、と言うより時折出会うことの多いこの花は「ツルハナナス(蔓花茄子)」という、歩いていて真っ白い花と薄紫色花が共生するかのように咲いているので直ぐに判る花である、
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そう言えば“ニオイバンマツリ”の花もこんな色合いだ、もう少し紫色に近いのかな!

この「ツルハナナス(蔓花茄子)」は、南米ブラジル、エクアドル、パラグアイ原産のようだ!
春の終わり頃から晩秋の頃まで楽しめる花である、と言うよりこの花、花言葉が何と「寂しがりや!」だと言うから、ず〜と見ていてあげて欲しい、そんな気のする花である、

花色は、花が咲き始める頃には淡い青色であって、だんだんと時間の経過とともに白色へと変化するという花だから、この変化がまた飽きない花として楽しめるのだ!
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何でも日本の山野には、自生する近縁種で「ヤマホロシ(山保呂之)」という花があるそうだ、ツルハナナスの花が似ていることでこのヤマホロシ名で呼ばれていることもあるそうだがそれは誤称、間違いだそうだからご注意を❗️
ツルハナナス(蔓花茄子)の花、
学名:Solanum jasmine  であるがこの学名であるSolanumは古いラテン語のSolamen (安静)という言葉から付けられたとのこと、それはこの花の持つ“鎮痛作用”が影響しているからのようだ!

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花言葉の
①「寂しがりや!」は、茄子の花と違って花が集まって咲くこと(茄子の花はひと花ひと花が別々)から、また蔓(ツル)が何かに絡み付いて伸びて花咲かせることが由来のようだ。

②「微笑み(ほほえみ)」は、ツル(蔓)の先に房になってゆらゆらと垂れ下がる愛嬌のある花とのことからつけられた花言葉とのことだ!

いずれにしても出会ったこの「ツルハナナス(蔓花茄子)」の花はそれほど派手ではないのだが、
ず〜と印象に残る花であるから、そして“寂しがりや”でもあるから記憶に留めておいて欲しい------そう言っているような気のする花だと思った。

世界にはこの花にまつわる民話もあるようだが特に留め置くような内容はなかった。
だから、「ツル性」「淡い紫色→白い花」「寂しがりや」とだけ記憶に留めておいて欲しい、街できっと出会えると思う花である。
(花咲く街で)


※参考(花と緑のある暮らし)