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直爺のブログ

釣りのもろもろ、それ以外の世の中の森羅万象について徒然なるままに書いてます。

 

 初めて装着したのは7月31日。それから二ヶ月半経った。
 

 補聴器の生活は、朝起きて充電器の補聴器を耳に装着することから始まる。

 

 私の補聴器は耳栓型。パチンコ玉大の本体を耳の穴に突っ込むタイプ。

 

 

 抜けなくなると行けないのでガイド用の釣糸見たいな透明な紐が着いてる。

 

 

 それほど小さいので装着しても外見上は全く判らない。他の人は私が補聴器を着けてると聞いて「ええっ!」と必ず驚く。

 

 その補聴器は耳鼻咽喉科の先生の説明の通り、私の耳に聞こえにくくなった周波数帯の音を拡大し、元々聞こえている音についてはそのまま通すと言うもの。

 今の補聴器を着ける前、私は「集音器」と言うまあ「補聴器」を着けていたのだけど、これは全ての音を一斉に大きくするので、元々聞こえている音はうるさくなる。とりわけ高音域の音はキンキン響いて苦痛になり、しまいにはそれが嫌になって外してしまう。

 これが、集音器と補聴器の大きな違い。

 そしてもう一つの特徴。

 人の難聴周波数帯の範囲は経年劣化する。その周波数に合わせて音の拡大範囲を変更出来るようになっているのだ。

 勿論その変更は補聴器のセンターへ行ってやって貰う訳だけど、それをやる限りずっとその補聴器を使い続けられると言う訳。

 今のところ、装着違和感は全くなくなり、聞こえる音も健常時とほぼ同じと実に快適に過ごせている。

 

 初めて着けたとき耳鼻咽喉科の先生から「3か月は兎に角我慢して着け続けて下さい。」と言われたとおり、私の場合、1回の調整で普通に人の話が聞こえるようになり、一月ほど経つと装着時の違和感も全くなくなり、俳句教室や陶芸教室のお仲間たちとも元通り会話が出来るようになってとても幸せなのです。

 

 そして、寝るときは耳から引っこ抜いて充電器に補聴器をセットしてお休みなさい、となるのです。

 

 

 

 

おしまい