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直爺のブログ

釣りのもろもろ、それ以外の世の中の森羅万象について徒然なるままに書いてます。

 キャンプ二日目の昼、砂浜から宿舎へ戻ると釣具の整備、ちょい昼寝したあと、まだ暑い午後四時過ぎだけど待ちきれなくなって宿舎前の海岸へ釣りに出た。

 

 サンダル引っ掛けシャラシャラ歩いて1分で行ける釣場。犬島版「SHP」だな。

 ヤンキー座りで釣針に餌を付け、やっこらせと立ち上がると、ポイッと振り込む。

そしたらいきなりシューンとウキが潜った。

「ワッ!来た!」

と驚いて合わせる。するとかなりの引き。それも左右に走る。

 こりゃなんだろかと竿を両手に持ち替え慎重に構えて引き上げる。そしたら20㎝ほどのベラだった。

 

 

 おお、こんなにすぐ来るなら数釣れるぞ、と勢い込んだけれど釣れたのはこの後ほぼ同型のベラ一匹だけ。
 熱中症になったらいかんので三十分ほどで切り上げ、合計二匹のベラを入れたカンバケツ下げて宿舎に帰った。
 丁度浜から帰った息子家族達が居たので
「釣れたぞー。」
と見せたら次男が
「今晩唐揚の予定だから一緒に揚げるわ。」
と機嫌良く受け取ってくれた。
 涼しい部屋に戻りのんびりしていたら6時頃「夕飯出来たよ。」と呼びに来た。
 食堂に降りたら背開きにしたベラの唐揚げが二つ
 

 
沢山の鶏の唐揚げと一緒に並んでた。
 

 
 晩のメニューは昨日の焼肉の残りで作ったカレーライス(写真撮るの忘れた)と、上手羽の唐揚げ。
「爺ちゃん、これから釣り行くんだろ。先に食べてて良いよ。」
と息子が言うのでお言葉に甘えそそくさと食べて釣り支度に部屋に戻った。
 あとで聞いたけどベラの唐揚げは大分美味しかったらしく孫たち皆美味しいと食べてくれたそうだ。 良かった。
 
 さて、喜び勇んで出た釣りはチヌ狙い
 見えチヌを確認した場所へ急ぐ。と言っても宿舎から3分ほどの岸壁。
 潮の流れを読み、淀むところを見極めて撒き餌が流れ込むようにまずは大量に撒く。
 頃合いは良し、と仕掛けを流す。
 ウキがゆっくり流れに乗り淀みへと流れていく。淀みに入ったら暫く様子を見てダメだったら引き上げて最初からやり直し。
 撒き餌をしつつ何度も流す。やがて淀みに魚が集まって来たみたいで夜光虫のボワッと光る塊が見えるようになった。
 こりゃもうすぐ釣れるぞ~と思ってやるのだけどチヌは来ない。
 餌をエビに変えたら途端にいーいアタリ。きたっ!と合わせたら上がって来たのは昨日と同じメバル。

 

 
 とうとう撒き餌が尽きて10時終了。「居ったのにな~」と残念だったが、宿舎に帰って風呂に入りそのまますとんと寝てしまったのでした。
 
 
 翌朝食堂へ降りていったら、再び爺ちゃんスペシャル朝食が出来ていたのでした。
 

 もう、こんな幸せはない!と涙が出る思いで有り難く完食したのでした。
 
 朝食が済めばその日は帰る日。孫のツーちゃんは帰りたくない、もっと居たい、とごねたけどパパママの慣れた作戦で渋々帰路についたのでした。
 
爺ちゃんも帰るの嫌!とごねたくなるほど素晴らしいキャンプだったのでした。
 
おしまい