釣り道具考 | 直爺のブログ

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釣りのもろもろ、それ以外の世の中の森羅万象について徒然なるままに書いてます。

 釣技は兎も角、私は釣歴だけは長い。

 初めての釣は子供の頃だけど、趣味として自分で始めたのが昭和五十年代初頭の頃。

 確か第一次釣りブームの頃だったと想う。

 時あたかも猛烈時代「二十四時間たたかえますか?」のコマーシャルが盛んに流れていた頃だと思う。

 それ以来釣りをしなかった年は無いから優に五十年の釣り歴となるわけ。

 

 どちらかというと自然派で、そんな猛烈社員の風になじめなかった私、海を前に浮子をながめているとどれだけ心が癒やされたか。

 

 次第に釣道具も増え、とうとう何が入ってるの?と言うぐらいでかいタックルケースを毎回釣り場へ持って行くようになった。

 

 が、釣り歴を重ねるに従い次第にそれは小さくなり、こちら岡山へ越してきた頃は更に小さくなった。

 それが緑のケース。やがてこれすらも大きく感じられるようになり上の白い箱となった。

 

 そして今は弁当箱のおかずを入れるタッパーケース位の大きさ。
 釣針と小さい錘、スペアの浮子が二、三個入ってるくらい。
 要はこれだけあれば十分釣りは楽しめる。
 
 ところで嬉しいことに今年の夏、息子達が私を2泊3日の釣り旅行に連れて行ってくれることになった。
 こりゃ、しっかり釣り道具を見とかにゃ行かんなと思い、まだ随分早いけどタックルケースを点検した。
 見ると消耗して無くなったと思っていた愛用の浮子が5個も残っている。
 足りなければ何個か作ろうか、と思ったのだけどまあ、5個あれば良いかとなって、潮まみれになって艶の失せたこれら自作の浮子を取り出すと、
 

 
ニスを塗り、
 

 

 
 
乾燥させると
 

 
 元通り小さなタックルケースに仕舞ったのでした。
 
 何だか今から腕が鳴るな。
 
おしまい