今日は俳句教室。
兼題は「麦秋」。
秋という字があるけど夏の季語。
冬に芽を出した麦は初夏に黄色く実り収穫を迎える。その様が秋に収穫される稲にたとえ、夏だけど麦にとっては秋ですよ、と言う感じで夏の季語になったのだと思う。
ごたくは兎も角、麦畑なんか目にすることが無くなったので何をどう詠めば良いのか見当が付かない。
そんなとき、趣味の釣りに行く道中に麦畑があるのを思い出した。
ロシアのウクライナ侵略が始まった影響でその耕作面積が急に広がりだしたそうだ。
今年なんか麦畑の広さが以前より倍以上には増えてると思う。
そうか、そこら辺を観察して詠めば良いのか、と思い早速その麦畑のあるところへドライブしてみた。
傍に寄ってみると
実った麦が美しい。
落ちていた麦の穂。曲がった穂は「大麦」らしい。焼酎、ビール、ウイスキーの原料になるそうだ。ちなみに「小麦」は穂が茎に対し真っすぐで毛も少ないのだそうだ。用途はもちろん「小麦粉」。
余談はさておき、「麦秋」5句で臨んだ句会。ほかの皆さんも苦労されたみたいで、「麦秋」1句にほかの句4句なんてな方も多く居られた。
私も無理して作ったせいか余り選はいただけず残念だったのだけど、先生から全句についてアドバイスを頂けたのでそれはそれで物凄く収穫になった。
その中の一つが「キーポイントを外すな」。
何を言いたいか気持ちが決まったらそれをズバリ表す言葉を探せ、と言うこと。
具体例も示して説明頂けたので物凄い勉強になりました。
頑張るぞ。
おしまい