今日は俳句教室の日。
宿題の五句は、冬の季語なればなんでも良し、ということで、ちょうど大寒の時期なので「大寒」を季語にして四句、「寒卵」が冬の季語にあるのを見つけたのでこれで一句、合計五句を引っ提げて教室へ参上。
まずはいつものように俳句の講義。
今日のテーマは「口調」。
句をつくったら、その句を何度も口ずさんで口調を吟味せよ、と、かの松尾芭蕉大先生が言われたそうな。
先生はまずその事を説明くださり、口調がいいとはこんな感じです、とか、悪いのはこう言うことです、などと具体例を挙げつつ丁寧に説明下さった。
それを聞いて、今日引っ提げてきた五句は「かなりヤバイんちゃう?」と心細くなってきた。
今さら直すわけに行かないし、エエイままよ、とそのまま提出。
例によって件のごとくシャッフル後配布、全句筆記の後互選。
やっぱり、心配の通りどうも不調。なかなか選が入らない。
そのうち字余り、季重なりなどふんだんに指摘され、前回の得意の鼻が綺麗に折られてしまった。
まあ、しかし、欠点が明らかになったわけだから其は其で大きく勉強になった。
そんなぼろぼろの中でも一句だけ先生から「これは良い。」と評価してくださったのがあったので、これを励みに更に高見を狙って頑張ろうと思ったのでした。
おしまい