昨日完成した階段、今日最終仕上げした。
最終仕上げで何をしたか、と言うと段きわの仕舞い。
これは、最初は歩行補助具が乗る出張りを作ろうとしていたのだけど、その出張りが要らなくなったので、新しく板を継ぎ足して上の写真のように真っ直ぐな縁にした、と言う訳。
ところが継ぎ足し部分と元の部分との接合がぴったりと合わない。
素人大工の悲しさ、電動丸鋸で切っても切断線が微妙に湾曲し、突き合わせ目に変な隙間が出来てしまう。
それを隠すため、継目に板を埋めて隠そうとした。
それは、薄いベニヤを帯状に切りだして、それを継ぎ目に作った幅3㎝、深さ2㎜の溝に嵌め込もうという作戦。
こんな感じ。ちょっと判り難いがこうやると湾曲した切断線よりは見栄えがいい。
と言う訳で完成。
…で今回、何が言いたいか? と言うとその細工の際の電動丸鋸の使い方。
帯ベニヤを嵌る溝をどうやって削るか?
最初は、カッターで平行に2本の溝を切り、その間を鑿でハツるのをやった。
これは見事に失敗。
次に、溝堀カンナで溝を削る。
これも一定幅の溝を溝カンナで削るのは素人には案外難しい。
そこまで来てハタと気付いた。電動丸鋸の刃を2㎜だけ突出させ、その刃で二本の細い溝を平行に刻む。
もちろん定木を固定しそれに沿って鋸を引きますよー。
そうやっておいて2本の溝の間を溝かんなで削る。
そしたら、やっとうまく行きました。
その溝に厚さ2㎜、幅3㎝の帯をはめ込んで接着固定し完成です。
近目はガタガタだけど遠目は完ぺき。
これでいいのだー
と言う訳で、今回発見した電動丸鋸の使い方に、大満足だったのでした。
電動丸鋸、万歳
おしまい