火曜日の夕方はツーちゃんを預かる日。
まずは4時過ぎ、ママがツーちゃん連れてやってきて
「すみませんお願いします。」
ツーちゃん、慣れたもので自分の机と椅子を持ってくると、ちょこんと座って、おにぎり煎餅をパリパリ。
大好きな「トトロ」を見る。
婆ちゃん「シメシメ。」とばかりこの隙に夕飯の料理に掛かる。
ところぉーがぁー、つーちゃん目ざとく発見!
「婆ちゃん、私もやる。」
婆ちゃん
「オーマイガー!」
と思ったけど
「よし、じゃあ手伝って。」
「まず、ボールにジャコを入れてね。」
「入れたよー。」
「今度はお酢をドバドバと入れて頂戴。」 「ん。」
「はい、よく混ぜてー。」 「ん。」
「今度は、婆ちゃんがワカメ入れるよ。」 「ん。」
「はい、よく混ぜてぇー。」 「ん。」
「今度はキュウリ入れるよぉー」 「ん。」
「入れたらよく混ぜてね。」 「ん。」
「今度はハルサメだよー。手で入れていいからね。」 「ん。」
「また、よく混ぜてねー。」 「ん。」
「最後に卵焼き入れるよぉー。」 「ん。」
「そーそー、トングで入れてね。」
「・・・」
「あれ、食べたらだめだよぉー。」
「良し、よく混ぜたら完成だよぉー。」 「ん。」
そしたらタイミングよくママが帰ってきました。
「わーっ! つーちゃんすごぉいー。」
ママは喜んだのでした。
おしまい