三日前の小指の怪我以来、当分大人しくしなければならなくなった。
とはいうものの、やはり虫は騒ぐ。
そこで、前から気になっていたタナゴ仕掛を作り直そうと思った。
道糸にパーマが入ったりして見栄えが悪くなっている。
今回、時間の余裕もあるので「04」の糸に挑戦して見ようと思った。
ご存知ない方には04と言っても何のことだかわからないと思うのでご説明すると、この数字は糸の太さを表す数字で、08が大体大人の毛髪ぐらいの太さ。
それから数字が小さくなるほど糸は細くなり、06とか04なんてのはもう赤ちゃんの髪の毛くらいの細さとなる。
だから、摘まんでいた糸をはらりと落としたりしたら大変、老眼にはたちまち視界から消え、どこに行ったか全くわからなくなる。
その位の太さ、と思っていただければいい。
そういう細い糸を、右手の使える指と左手とで、浮子の中通孔に通したり、針を結んだりしていくのだ。
根気と集中力に眼力がいる。
ただ、時間だけはたっぷりあるので、やり直しは何度もできる。
そして最後、糸に目印を付ける。
二液混合エポキシ樹脂に朱色アクリル絵具を入れて捏ね、糸にチョンと玉にして付けて行く。
はい目印が固まった。これで仕掛け完成。
浮子はブロ友の「機械音痴」様が以前下さった浮子だ。
非常によくできた浮子で未だに大事に使っている。
三組できた。まあ、当分大丈夫かな?
糸巻に巻いて、
ポンと仕掛け箱に入れて作業終了。
余った時間は本でも読むとするかな~。
おしまい