直爺のブログ

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釣りのもろもろ、それ以外の世の中の森羅万象について徒然なるままに書いてます。

 どうやら梅雨明け間近らしい。

 火曜午前中は降ったり止んだりだったけど夕方になって晴れ間が出、夕焼けっぽい空色になった。

 名古屋場所照ノ富士も横綱らしく勝ったし、大の里も初日が出た。こりゃひとつタナゴでもそろそろ釣れ出すんではないかな、と夕6時からSHPへ釣りに出た。

 昨日までの雨にかかわらず水路の水位はそんなに上がっていず、濁りも余りない。

 こりゃ狙い目だな、 とニンマリしつつ竿を出す。

 

 ところがなかなかいいアタリが出ない。

 ウキがモゾモゾ動くのだけどすいーっと沈み込まない。

 大体こういうアタリはエビだな。

 釣り餌を前足で挟んで「わーい美味しい餌見つけたー!」と言わんばかりにブラシのような脚をせわしなく動かしてあっちこっち走り回る

 それがウキのよたよたする動きに出る。

 こうなると合わせても何も掛からず餌だけ取られる。そんなヘンテコなアタリをガマンして釣ってたらやっとツーンとウキの沈むアタリが出て細長が釣れてきた。

 やっとと言う感じで釣ってたら傍を通りかかった 小学生とお母さんが「なにが釣れるのですか?」と話しかけてきた。

 そこでタナゴとタナゴ釣りの講釈をひとしきり。

 するとそれが効いたか「タナゴ釣りやりたい。」と僕ちゃんが言いだした。

 そこで調子に乗って、さらに竿作りや餌作りの講釈もひとしきり。

 僕ちゃん二人とお母さん三人は何だか素晴らしい話を聞いたような顔して去って行った。

 

 ふと我に返り元通り釣り続行。

 

 そしたら地合が来たか、四、五匹入れ食いに成りホクホク。

 ただしタナゴは釣れず細長ばかり。

 やがて暗くなり出したので釣れた魚の写真を撮って放流。

 

 タナゴ無しの七匹。嬉し悲しのタナゴ釣りだったのでした。
 
 あの小学生どこの子かな。近所の子だったら竿作ってやるのにな。
 
おしまい