3月28日
サクラが満開になり、春!って感じの日が続いていますが、釣り吉おやじは、春はもう少し先でもいいんじゃないって思っている。
それは、南房のヤリイカが釣れるから。
春になると、ヤリイカが終わってしまう。
特に今年は、子供達の高校受験で船釣りを禁止されていたので、ヤリイカ釣りに行けていないのである。
だが、無事に受験も終わり、船釣り解禁となった。
さぁ!ヤリイカ!と思っていたのだが、今度は満席で乗れなかったり、風が強かったりと思う様に行けない。
ヤリイカが居なくなっちゃう!と風予報を見ながらちょっと強引に平日釣行を決めた。
今回も常宿である『庄幸丸』
土曜日の夜に大風が吹いて海は大荒れ。
ヤリイカの群れがいなくなってしまうんじゃないかと思ったが、日曜の釣果を見て安心した。
当日、海は波が高い事もあり、ちょっと少なめの8人がヤリイカ船に乗船。
午前6時に出港し、洲ノ崎に向かう。
いつもの洲ノ崎南沖ではなく、洲ノ崎沖へ入った。
神奈川からの釣り船が数隻、操業をしていた所に勝山からのイカ釣り船が合流。
直ぐに投入の合図が出て開始するも、サバに邪魔されて、仕掛けが落ちない。
何度かの投入でイカのタナまで落ちた。
落ちれば釣れるのは良型だか単発ばかり。
春イカの醍醐味であるゾロゾロがない。
釣れたヤリイカは、直ぐに開いて船上干しに。
数投した所で、サバが抜けないとの事となり、場所を移動する様で、船のスピードが上がった。
少し南下した洲ノ崎南沖に入った。
こちらは、協定で神奈川の船はこれない場所なので、勝山の船だけである。
ヤリイカの群れは広範囲にある様で、直ぐに群れの反応に当たる。
席取りの舷をしくじった様で、反対側ではゾロゾロとヤリイカが上がったが、釣り吉おやじの竿には、ポツリポツリしか乗らない。
やっとゾロゾロが来たが、すべてメスの小さなやつ。
まぁ、6杯掛けだからいいか。
午前9時頃から、群れが浮き出したのか、中層の指示ダナが多くなった。
待ってました!と、落とし込みでヤリイカを乗せて行く。
落とし込むにつれて、クンクンから、グングンに変わって行く。
そして、仕掛けの長さの12mを落とした所でリールのクラッチを戻して、下からの誘いを始めた時に、今まであったグングンがなくなっている。
???
何でバレるの?
4~5杯は、付いていたと思ったのだが、全てバレた。
そこから、負のスパイラルの始まり。
何度、落とし込みで付けた後にバラした事か。
バラした後、下から誘い上げると、イカの乗りはあるのだが、落とし込みでイカヅノを見せているので、乗りはイマイチで、連掛けも3杯止まり。
その後、ヤリイカにスルメイカが混じり出し、中層はスルメイカ、底付近はヤリイカの感じになった。
スルメイカは足が速く、当たれば乗る感じ。
数は増やせたが、型はオスのヤリイカが少ない。
そして、午前11時頃からは、群れの移動が速いのか、ツノを嫌っているのか、乗りがない流しが増え、そのまま終了。
結果、ヤリイカが26杯、スルメイカが8杯、サバが4匹、アジが1匹。
食感、味はたっぷりと堪能した。
釣りの方は、釣り吉おやじとしては、物足りない結果となり、落とし込みでのバラシが悔やまれる。
早いうちにリベンジして、ゾロゾロをしたい所である。