児島湖エコウエブ総会にオブザーバー参加




水質改善にむけた活発な情報交換はありましたが、残念なことは児島湖自体の自然浄化力を高めるための情報はありませんでした。

※児島湖は水質改善にむけて第8期水質保全計画の稼働中ですが、これといった水質の改善が見られないまま現在に至っています。

海は瀬戸内海環境保全特別措置法の改正の目玉にあるように、海へ流入する河川の水質規制強化、継続のおかげで富栄養→貧栄養状態へ。
ところが児島湖は相変わらず富栄養→富栄養
何が海と違うのか? 海と同様であれば貧栄養状態になっていてもいいはず・・・
 
海と児島湖の違いは何処にある
ずばり自然浄化力の違いだと考えています。

海には少なくなったとはいえベントスが残っています。一方児島湖にはベントスが機能すべき所にビッシリとレジ袋、ビニール袋が堆積しています。
そのため水質浄化の役割を果たす水性植物がありません。
チッソやリンの固定化をするササバモ等の生息分布がどうなっているのかといったことが話題にあがってもいいのでは。
例えば
 浚渫するのであればベントス回復にむけた浅いところ、(堆積しているレジ袋などのプラごみの除去)とか、
水質の推移がどうの、こうのではなく、具体的に水質改善にむけた、児島湖自体の自然浄化力の回復に向けた取組みの方向性などの議論や情報交換が欲しいところ。
考えている自然浄化力回復のシナリオは↓のブログ内にリンクしてあります。