削減率は問題ではありません。
2022年のサンマの漁獲量は約10万トン。
25%削減した漁獲枠は25万トン
取れる量の2.5倍の漁獲枠なんて全く規制になりませんね。
日本の削減提案が却下されたようにありますが、サンマの漁獲の98.8%が公海、EEZなんて僅かに1.2%。日本はEEZ内でサンマを取っているので実態とはかけ離れた公海:EEZの配分比率を60:40を主張して昨年の日本の漁獲実績の1.8万トンに対して約10万トンの5倍の漁獲枠。(日本の削減案は他国に厳しく自国に大甘な削減提案なので受け入れられるはずもありません。)
こんな国際会議なのでサンマの資源保護に全く機能してません。来年も各国取り放題が続くことになってサンマ資源は枯渇にまっしぐらです。
参考リンク 真田先生のタイムライン


参考
サンマ来遊量に見る現状