火曜日から佐賀県、新鳥栖駅前の佐賀ハイマットにて重粒子線がん治療が始まりました
新鳥栖駅の真ん前です。新幹線で通ってくる人も多いかと思います。もちろん長崎本線新鳥栖駅も
新幹線と一体化していますので、こちらを使っての通院の方も多いのかと思います。通院が叶わない方は、入院施設がここにはありませんので、鳥栖市内のビジネスホテルに１カ月長期滞在で通ってくる方も多いようです。お金がかかりますねぇ。私は久留米なので、車で５０分です。超ラッキーかもですね
玄館前、とてもきれい。待合室も広くてきれい。館内の写真撮影はできませんので、外観だけの写真紹介です。
何よりうれしいのは看護師さんたちの対応が温かく、言葉も態度も患者に寄り添う姿が見られることです。まあ、来院者がみんながんを患っていますので、そこはそんな対応になるのかな。しっかり研修されているのがわかります。ありがたいです
治療の流れを書いておきます
まず、受付が終わるとおしっこをした後、水を２００ｃｃ飲んで膀胱の大きさを毎回均一にします。さらに直腸からの圧力をふせぐために便を出しておく必要があります。これで前立腺の位置を一定にするわけです
１時間近く待ち、膀胱におしっこが一定量たまった後、着替えて治療室に入ります
治療室は３部屋あって、人の出入りができるのは一階部分しかありません
このどでかい建物の中は、重粒子を作る機械の塊なのでしょう
重粒子が何かさえ理解できずにここにきています
治療は台に寝て、体を器具で固定した後、レントゲンを使いながら微調整をし、重粒子を前立腺に当てていきます
これがまた何の変化もなく、機械からカタカタと音がするだけで、技師さんが「ハイ終わりました」と言われるまで２～３分。思わず「えーっ」と声を出してしまいました
緊張が一気に解けてしまいました
治療室に入って全体で１０分くらいでしょうか。これにて治療は終了です
この治療を３週にわたり行っていきますが、人によっては副作用が出るようです。おしっこを出すときに痛みがあったり、頻尿になったり、血便が出たり
つまり放射線がきちんと前立腺に当たらなければ周りの組織を痛める可能性があるってことでしょうね
私は今のところなーんもありません。まだ２日目ですからね
治療の印象としては、これで本当に治るのかっていう気持ち。もし治ったら、すごい技術ってことですよね
費用は健康保険治療になり、個人負担は３０万から４０万くらいですが、高額医療を請求し、私は総額で８万くらい。メットライフ保険から３万ほど出ますので、５万くらいが最終的には総額になります
私は先進医療全額補償の保険に入っていましたが、なんと前立腺がんは健康保険治療扱いになり、先進医療にはなりませんでした。保険は考えて入らなければとつくづく思いました
治療中はお酒は飲めません。治療後も１か月ほど飲めません。炭酸飲料飲めません。自転車バイク乗れません。温泉、入浴剤使えません。激しい運動できません。散歩や軽い庭仕事くらいと言われました。車はいいそうです。釣りにはいけそうね
これでがんが治るなら、本当にお安い御用です。
私は前立腺がんでしたが、この治療法、一つの選択肢に上げてもいいのかなあと思いますが、とにかく治らないことには推薦はできませんよね。
男性の２・３人に１人は前立腺がんになるって言われました。男性のがん罹患の中で一位です
このブログを読まれた方が、参考にされればと思い書いています
経過はまた報告します