今シーズン2回目の磯に連れて行ってもらいました。
今日は風強く、寒そうな予報です。
船着き場に行くとたった6名。
出船すると風もほぼなく、波もなく平水面。
昨夜の波の音がうそのように静かです。
前回と同じウバに乗せてもらいます。
師匠は同じウバですが、ちょっと離れたところへ。
やはり風もなくおだやかですが、水がきれいに透き通っていて岩がはっきり見えます。
まずBのウキ、2ヒロでハリ5号で戦闘開始。
10分後、
手前の溝のアタリを流すとゆっくり右に流れていき、ウキがユラユラ~~~・・・
「おっ、いきなり来た来た~」と軽く竿を立てた瞬間、
ドスン
ギュギュンッ
ぐわっ!絶対ムリっ
強烈なパワーで持ていかれ、そのまま岩の中。
なすすべもなく バチッ
岩に当たって道糸から切れ、新品のウキごと消えていきました。
またまた宍喰の洗礼を受けました。
後で聞くと、たぶん石鯛かも、とのこと。
でもアタリがあるのはいいこと、幸先ええやんと思うもその後はなかなかうまくいかず、
釣れるのは
こいつや、
プシュッとウキが沈んでこいつばかり・・・
そのうちボラの大群に囲まれます。
そして軽くウキに反応があり、合わせると、のそ~~~・・。
大群の中の誰かが餌を吸い込んだようです。
おっも・・・
なんせ重いこと。暴れるわけではないのでいいのですが、重いしなかなか寄ってきません。
なんとか御用。
でっか・・・・。太っ・・・。
かるく60センチ超えています。
師匠に電話すると、洗いにするとうまいらしいので、頭を落とします。
ボラの血を海にまくとボラの大群がいなくなると聞いたので、頭と内臓を放り込むと、あっという間に大群は消えました。
わかるんですねえ・・。
11時ごろ、師匠は引っ越しするみたいですが、一応アタリはあるし、朝一の悔しさもあるのでこのままここで頑張ることにしました。
ところがそこから風が上がってきます。
西、南西でしょうか、右からどんどん強くなってきました。
同時に波も入ってきて、手前は波で仕掛けが暴れまくり。
道糸を出していると風にあおられ大きくたわみます。
潮が引いてきていて高さがあり、道糸を水中に入れるのも大変、入れたら入れたで波を受けてこれまた暴れます。
ウキを大きくし、なるべく安定する場所を探して流します。
岩の向こうの沖に仕掛けを入れるとまだましですが、そうすると風が強くて撒き餌がうまく届きません。
それでもアタリはあるのですが、釣れるのはベラ。
すっぽ抜けも多いですが、エサ取りの仕業でしょうか。オキアミの殻だけ残っていることもあり、これはハゲの類の仕業らしいです。
そのうちベラも釣れなくなり、ウキ下を下げていきますが、底につくと釣れるのはガシラだけ。
どのタナがいいのかさっぱりわからず、ウキ止めを外してスルスル仕掛けをやってみました。
スルスル仕掛けでもアタリがあるとウキが沈むんですね。
でも結局釣れたのはガシラ。
底に着くまでなんにもおらんのか?・・。
一瞬風向きが変わるときに風が止みましたが、グレは釣れず、14過ぎに撒き餌が尽きて終了・・。
渡船が来るまでのんびり海を眺めて癒されました。
帰りの渡船には、6人いたはずの客は3人になっていました。
途中でギブアップされたようです。
グレは釣れませんでしたが、いろいろ勉強になった一日でした。
今シーズン中にまた来ます。
前回閉まっていた温泉につかり、美味い刺身を買って帰りました。