アトリエリーフ仙石線73系をつくる | 黄金色の電車工房から

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2019.8.15 yahooブログ「16番鉄道模型と鉄道写真の部屋」より移転してきました。
1/80真鍮キット工作の楽しみを広めるべく更新してまいります。
一応、旧型国電が専門です。


こんにちは。
アトリエリーフ73系シリーズの新作である仙石線バリエーション各種が3月25日(IMON在庫表基準)に発売になりました。

その中からクモハ73(前面3枚Hゴム・側窓アルミ2段)と、クハ79(154)の2両だけ組んでみましたので、取り急ぎご覧いただければと思います。

今回はキット封入パーツを極力使い、+αのディテールアップパーツだけ他社製品を採用しました。


↑先に出来上がった写真だけ掲載しちゃいます

アトリエリーフ 73系の基本的な部分の組み立ては当ブログにて幾度となくご紹介してきましたので、仙石線仕様車の注目ポイントに重きを置いてご紹介します。


今回は時間が取れないなか爆速で仕上げていくので、ウィンドウシル・ヘッダーから同時進行の二刀流でやっていきます。


今回クハの方は79154という特定異端車のキットなのですが、クモハの方は特定番号のキットではないので、当時仙石線に在籍した標準的な個体から一両選んで組みました。
ドアの形状パターンもしっかり実車に合わせています。


クハ79154の特徴的なお面です。
まん中だけ木枠というこの形態はこの一両だけだった筈です。


前面ディテールもこれまでに組んできた車両達と同じクオリティを目指しますが、キット封入パーツを極力使う新しい試みです。

上の画像ではジャンパ栓受、避雷器、パンタ鍵外し機構、信号炎管について工房ひろ(筑波車輌)製を採用しました。


パンタまわりもこれまでと全く同じ仕様で仕上げました。


こちらはクハ79154
クモハも同様ですが、仙石線特有のタブレットによる窓ガラス保護棒を取り付けました。
これも工房ひろ製を使いましたが、仙石線の車両にはみんなこれがついていますから、キットに入れてもよかったような…

台車はエンドウのDT13です。
最近、日光さんがまた再生産してくれたみたいですが。


なんといっても一番のポイントはこれでしょう。
グローブ型から交換された、雪国仕様のベンチレーターです。(名前をど忘れしました。

洋白板のベースにホワイトメタルの本体を重ねる構造になっています。


きちんとリベット(ネジ頭?)の表現も別パーツとなっています。
ここまで細かいのは本邦初ではないでしょうか。
組み立てはちょっと面倒くさいですが、上から見ることの多い鉄道模型だけに、かなりアクセントとなります。


ワイパーなどの接着部品も全部取り付けた様子です。


最も原型に近い63改のクモハにアルミサッシという無理矢理改造な感じがたまりません。
今回は未塗装前提につき、窓枠も裏から取り付けてしまいました。


床下もこれまでより若干凝ってみました。
アルミサッシ重ね合わせの構成や、アトリエリーフオリジナル別売パーツの靴ズリの表現もよくご覧いただけるかと思います。


以上になります!
このブログ記事、実は通勤中にスマホで打ってるので、時間なくて以上です!

ご覧いただきありがとうございました。