アイゴ | 釣り大百科 Z ゼーット!

アイゴ

今回の「危険な魚」は磯釣りでよく外道で釣れる「アイゴ」です。

ベテランの方はもちろんご存じだと思いますが、これから釣りを始める方はしっかりと知識を

身につけて、安全で楽しい釣りを心がけましょう。

アイゴ  危険箇所:ヒレ 刺さると危険!


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特にメジナを狙っているとよくかかる魚です。

背鰭・腹鰭・臀鰭の棘条に毒腺があります。この棘に刺されると毒がによって非常に痛

みます。程度によりますが、数日から数週間痛みます。

私自身も注意はしていたのですが、針をはずす際に誤って指先に刺さったことがありま

すが、2日間痛みがとれませんでした。

この魚が釣れた時の対処法・・・

メゴチハサミ

↑これは魚をはさむ「メゴチばさみ」というモノですが、(メゴチも毒はないが棘ある魚で

す。もともとはメゴチをつかむための専門用具です。)このようなハサミ状の道具でつか

み、針を外すのが一番安全です。

また、そのような道具がない場合は、タオルを魚にかぶせて滑らないようにしてから地

面に置き、足で踏みつけ暴れないよう固定してから、針を外してください。

このアイゴは内臓に独特の磯臭さがありますが、丁寧に調理すれば身は白身でおいし

い魚でもあります。

持ち帰りたい方は、上記のように針を外したら、全てのヒレを根元からキッチンバサミで

ちょきちょきと切断してから持ち帰るようにすると、帰ってからケガ人が出なくて済みま

す。但し、釣り場にはそのヒレを絶対に残さないようにしてください。針だけでも毒が残り

ますので次の釣り人がケガしてしまう可能性があります。

アイゴの料理