もうすぐ名古屋市長選が始まる。
報道によると現職河村氏と新人で名古屋市議の藤沢氏、共産党の新人が立候補するみたいだ。
隣県で暮らし、名古屋市内の数社と取引のある僕にとっては、名古屋の景気動向はある意味注目しざるおえない事項である。
以前から名古屋市政についてはこのブログで発信してきたが、正直な所あれだけ理想ばかり論じる妄想家河村現市長を倒すだけの人材が名古屋にはいないのか不思議で仕方無い。
私見ではあるが、政治とは理想と現実から生まれる妥協の産物だと思っているので、妥協点のバランスが保てなければ行政は破綻し、市民の利益は著しく損なわれる。
そもそも先の市議選(震災の翌日投開票)で、訳の解らない新人素人議員を大量増殖させた事が名古屋市政停滞の原因だと感じているが・・・・
河村市長がやった主な事は
①減税。
②議員報酬の改定
だが、果たしてその成果は本当にあったのだろうか?
僕が注目しているのは議員報酬の改定。
確かに以前の議員報酬は世間一般の収入と比較すれば大きな格差があるだろう。
その辺りを有権者に訴え、前回減税日本が第1会派になったのだが、実際は所属議員の不祥事ばかり。
結果的に『安かろう・悪かろう』になってはいないだろうか?
僕もある自治体の審議委員を拝命された事が過去にあるが、地方自治に対して意見するというのは並大抵の知識だけでは理論的に論じる事が出来ない。
これは経験上の話だ。
その上で僕が感じるのは、右も左も解らない素人に年間1000万弱の報酬を払う事自体が税金の無駄使いである。
市長の報酬についてもそうだ。
確かに表向きは800万円かも知れないが、市長は議員と立場が違う。
別腹で秘書も用意されるし、市長が年間使用する予算は数億にも及ぶ。
そんな事は報道されず、『800万』と言う金額だけ一人歩きするのはどうかと疑問に思う。
そんな事を思いながら今回の市長選の動向を注視していきたい。