明日は注目すべき判決が出る。小沢元代表の判決だ。
この裁判は一見反小沢vs親小沢の構図や政治と金の事ばかり注視されがちだが、僕はそう思わない。
この裁判は検察が起訴出来なかった事件を不透明なルールで被告人にしたてあげ、無実であろう人物を裁こうとしている裁判であり、これはもしかしたら自分達にも降りかかって来るかもしれない。
またこの判決次第では検察の威厳が崩壊すると思う。
しかし世間は小沢元代表のイメージが先行し、『裁かれて然るべき』と言う先入観ばかりある様な気がしてならない。
僕は小沢元代表の絶対的崇拝者ではないが、少なくとも人生の大半を政治家として活動し、それも政治の中枢で存在感を示している事は素晴らしい事だと思う。
世間の政治家に対するイメージはよくないが、彼らは不定期に自分の能力に関係なく『選挙』いう洗礼を受け、落選したら無職となる非常に不安定な職業である事を忘れてはいないだろうか?
そんな条件を長きに渡りくぐり抜け、政治家として存在感を示している背景には人一倍の努力があると思う。
たしかにグレーな部分があるかも知れない。しかし人を裁くには確固たる証拠がなければ犯罪者にならないのが日本の司法だと思う。
ともかく明日は注目である。