倉田池田市長がどうやら大阪府知事選に出馬するみたいだ。
個人的には残念でならない。
自民・民主・公明が推薦するよう(報道では)であるが、一度冷静に考えてみたらどうだろう?
今回倉田市長が出馬に至った理由は、簡単に言うと橋下知事に賛同出来ないからである。
しかし、橋下知事は先の統一地方選挙(池田市長選含む)以前より今のスタンス(方針)は崩していない。
もし倉田市長が橋下知事に異議を唱えて対抗馬として出馬するのなら、統一地方選を見送り(池田市長選)出馬すべきだったのではないだろうか?
恐らく最近までは有名どころ(辛坊氏や中田前横浜市長など)の出馬が報道され、実際勝ち目のない選挙戦と考え、傍観者的立場でいた。(だから池田市長選も出馬した)
しかし、実際は大阪維新の会幹事長で府議会議員の松井氏であった。
彼なら知名度も低く、有力な後ろ盾(自民・民主・公明)も味方に付けたので勝ち目がある。
後は大義名分をどう位置付けるかを模索し、昨日の記者会見にあった発言『30人の首長の熱い思いを受け、断る理由はない』につながり、出馬の意向という見出しが躍るのである。
これが政治の世界である。そんな局面は沢山見てきた。
しかし今回の出馬は酷すぎる。僕にはそう思えて仕方ない。非常に残念である。
こんな浅はかな理由(事情)で、いとも簡単に今の職責(池田市長)を投げ出す人が大阪を変える事が出来るのだろうか?
大阪府民は今回の選挙でしっかりとした判断を問われている。