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今日は、年が変わってシンザン記念・毎日杯の重賞2レースで優勝を果たしたレッドデイヴィス号。その余勢をかって、重賞3戦目に挑戦したお話。


一時期の好調の波をなくしたデイヴィス号であったが、年が変わってGⅢ競争を連勝し流れを取り戻す。しかし、一方では「セン馬」となったことで、クラシックレースへの挑戦は不可能となり、「裏街道」を進まざるを得ない立場上からか、参戦レースに苦慮することになる。


音無先生は、デイヴィス号をセン馬にした当初、その言動から察するに「NHKマイルC」にはセン馬も挑戦可能と解釈されていたようで、それがあってか血統的にはベストではないマイル戦を中心にレースを選択しておられた節があった。


少し時をさかのぼるのであるが、NHKマイルCへの参戦が出来ないことが分かり、ドバイへの遠征も含めた検討に入る。クラブも会員の意向をアンケートでリサーチし、海外遠征に向かうかどうかの判断材料にしようとしていた。そんな中、当初は山本オーナーが海外遠征最支持者と思われていたが、最終的にはオーナーが反対して海外遠征を取りやめることになる。会員にも色々な意見があったのであるが、「馬優先」の意見が多かったことも取りやめに繋がったと推測される。


そして、これまで走り続けてきたデイヴィス号は休みなく次の京都新聞杯に挑戦することになる。元々「走るタキオン産駒は要注意」である。レースの距離も一気に2200mに伸びることも、血統的には楽しみであってもこれまでのレースを基に考えると、若干の不安も感じていた。


当日は、どうにか仕事のやりくりをして現地で横断幕を掲げての応援も、パドックに姿を現したデイヴィス号を見て一瞬目を疑うことになる。馬体重-16kg。これまでから「細身」のデイヴィス号であったが、更に細身になっていたのであるが、パドックではいつものように外外を周回する姿に、「大丈夫、細身のデイヴィス号は走るはず。血統的にも距離が延びて良い」と自分に言い聞かせていた。


そんな中、レースがスタートするのであるが、終始不安を感じながらレースを観戦していたのであるが、それでも直線を向いて延びてくるイメージを捨てずにいた私であったが、不安が的中してしまうのであった。直線を延びることなく10着でレースを終えたデイヴィス号。本来の調子であれば、ここまで負ける愛馬ではないはずである。馬体重減が理由か?それとも…。


レースが終了し、クラブからの公式発表。右第一指骨剥離骨折。やはり、レース中にやってしまったようであるが、馬体重減との因果関係は何も報告されていない。コメントでは、秋の復帰を目標にしたスケジュールが立てられるのであるが、実はこれで終わりとはならないのであった。それは、また次のお話。


(つづき)