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今日は、レッドデイビス号が初めて重賞挑戦したシンザン記念のもうひとつの話について。


不可解なレースで初めて馬券圏を外して9着となった千両賞、1着入線も不運に泣いて10着降着を味わった500万条件戦と、完全に流れをなくして迷走状態に陥った愛馬デイヴィス号。そんな中、もうひとつの物語が同時並行で進んでいた。


そう、以前にも触れたデビュー戦を目前に控えて肺炎で病気療養に入ったレッドディアーナである。「少し持ち直した」という情報もあれば「楽観できる状態にない」という情報も入って来る中で、とうとう年末に核心情報がもたらされた。


「肺炎の状態はひどく、生死の問題まで及んでいる」という情報であった。同時に、掲示板は蜂の巣を突いたような状況に陥っていた。そして、応援する皆の想いも虚しく年が明けて早々に訃報がもたらされた。


「レッドディアーナ、病気改善の見込みなく安楽死」


実は、レッドディアーナの名前の由来は、「冠名+ギリシャ神話の神の名」であった。そして、それを基にして私が横断幕に込めた言葉は、「To Be The Goddess!」でありその意味は「女神となれ!」であった。


そして、そんな失意の中で行われたレッドデイヴィス号のシンザン記念であったのである。そして、私自身は「それまでの悪い流れ」をディアーナが持ち去ってくれ、抜け出す時のあの「鬼脚」も後ろから力を貸してくれたように思えてならない。


当然であるが、そんなことはないはずである。しかし、そう思わずにはいれない偶然が起こっていたこともまた事実。そう、あの「オカルトのような単勝オッズ」も含めて、私だけはそう感じているのであった。そして、デイヴィス号の躍進が続くと同時に、女神になったディアーナが力を貸してくれているかのようなことが「また」起こるのであるが、それはまた次のお話。


(つづく)