年越し



あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。



今年は神社での年越しの当番になっていて、昨日大晦日は、朝から焚き火やお飾りの段取りをして、とりあえず午前中一旦解散し、午後10時に集合することになりました。



しかし、朝から豚汁を作っておられたIさんが、「ちょっと午後9時に集落センターへ豚汁を取りに行くから、一緒に来てくれるか?」言われたので、取りに行くことになりました。



集落センターに着くと、すでに他の最寄の当番の方が来られて、豚汁の味付けをされてました。



私との地区では、八幡神社、大歳神社の2つの神社があり、八幡神社は3最寄が、大歳神社は私とこの最寄が掃除や管理しています。



さて豚汁ですが、具は豚ではなくイノシシ(最寄の猟師さんが獲ってこられた)で、猪汁ということがわかりました。



大きな圧力なべ、大鍋、小鍋2つで作ってられてまして、味噌をくわれて味を調えてました。



私とこの大歳神社は、給食缶1個と小鍋1個で十分とIさんが言われて、持って帰ることに。給食缶は密封できるので、そのまま車に乗せることができますが、問題は小鍋・・・



私が呼ばれた理由がここでわかりました。助手席に座って熱い鍋を持ってこぼさないように手に持ってIさん宅へ。腕がだるくなりました。



そして、午後10時前にまたIさん宅に行って今度は大歳神社へこの姿勢で。。。



神社に着くと隣保のみなさんがこられて、いよいよ年越しの段取り。



ところがお宮さんの蛍光灯をつけようとしたのですが、つかない。「ブレーカーが落ち取るから、ブレーカーを探さないと・・・」とお宮さんの中を探しまくりましたが見つからない。



とうとう隣保長さん(夜は出てこられました)が、総代さんを呼んでくるのとドラムを家からもって来るといわれ帰られました。



その間に焚き火するために、昼間組んだ木に火をつけることになりました。しかし、下の方が生木だったのでなかなか火がつかず、灯油をかけて火を大きくしましたが、それでも駄目。



そうこうしていると、電器屋に勤められてるHさんが、お宮さんに入られ何かされたら、蛍光灯が・・・「どないしたったん?」と聞くと「ブレーカーをあげたんや」と



どこにブレーカーがあるんと聞くと、そこやと言って、奥の方の神棚の横をさされました。



電気がついたと同時に、総代さん、隣保長が・・・。



今度は、お酒と豚汁(猪汁)の段取りですが、最寄集会所から持ってきたカセットコンロの火が弱くて、なかなか温まりません。



新しいカセットを入れても・・・。これはカセットコンロが悪いということになって、Iさんが家からカセットコンロをもって来られました。



そうすると、火は強くなってこれで何とかなりました。



さて、焚き火です。



生木を多く使ってたので、なかなか火が強くならず、そのたびに灯油をかけて火を大きくさせようと。。



午後11時をまわっても火は大きくならず、とうとう18リットルの灯油もなくなりました。するとブレーカーを見つけたHさんが、



「家に薪があるから、それ取ってくるわ」といって隣保長と一緒に軽トラに乗って薪を取りにいかれました。この薪は、Hさんのお父さんが30年前につくられたもので、乾燥は十分していて、Hさんもこれ見逃しに、薪を処分してしまおうと思われたみたいです。



11時半をまわってようやく薪を持ってこられたHさんと隣保長、早速焚き火の中に投入!!



一気に燃えはじめ、焚き火から「パチパチ」と燃える音が聞こえ、ようやく火がつきました。



11時50分ごろに最初の参詣の方がこられ、なんとか体裁は出来ました。



お参りにこられた方々に、お神酒(熱燗)と豚汁(猪汁)を振舞って、皆さんは焚き火のまわりで新年のあいさつをされてました。



午前1時半ごろに、誰もいなくなったのでかたずけを、余った猪汁は火の中にいれて処分し、給食缶や鍋は集落センターに持っていき、洗いしまって終了。



すべて終わったのが、午前3時前でした。



神社のお飾りは、9日の初常会の前に片づけることになり解散しました。



あと4年後に年越しの当番がまわってきます。たぶんその時は私が隣保長になってる可能性・・・。





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