私とKちゃんは10年来の親友だ。小中は一緒で高校だけ違った。
高校生の間、私は引越しをしかつ携帯を没収され、連絡手段を絶たれていたが
Kちゃんのバイト先に訪問するなどたまの交流があった(ストーカーではない!)


Kちゃんと離れた高校生活は地獄のようで、それ以外にも沢山の要因はあったが、友達はおらず文化祭は楽しくなく、勉強もクラスで落ちこぼれて散々だった。高校生の時の楽しい思い出なんか一個もない。一個もないなんて言ったら、私を慕ってくれた謎の後輩に失礼か、そう言えば変な後輩が居たな。
題名とは離れるがこいつは本当に変なやつで、部活が一緒だったんだか、本当に基礎体力はなく運動神経の「う」の字も感じないやつだった。
勉強もパッとしなさそうな感じの。(失礼)

だが、こいつは努力家だった。冴えない部長のこの私に一生懸命コツを聞いてきて倒されてはもどってきて、1回も出来なかった腕立てを50回できるようになって帰ってくる厄介な不死鳥だ。

何故か私を慕ってくれていて、授業終わりに私を部活に呼びに来て(上級生の教室て緊張しないのか?)果ては下駄箱で待ち伏せ、なぜか名前の書いてない下駄箱の位置を把握している。

なんだかんだ部長兼委員長のそこそこ忙しい私の予定を知っていて、何時には部活来れますね!
なんて言ってるやつだった。


こいつに恐怖感とかは一切なく、ちっちゃいハムスターが私の周りをチョロチョロしてるって感覚だった。この不死鳥は、卒業する頃には小さな体なのに脱いだらムキムキ、学力も強みを生かしていい大学に進むという荒業を成し遂げた。
部活でも私を何度か倒してきた。


全く、今もなんだかんだ私のTwitterの裏垢をこいつはフォローしてきたり、1番にコメントくれる💦変ややつめ。ド陰キャ闇の金なしの私のどこを好いてくれてるのだろうかわかんないよ