ジョルノをボアアップする・・・しかし大後悔 | 元漫画家、森沢としお

元漫画家、森沢としお

漫画家復帰目指して奮闘中。オートバイが好きで電子工作が好きで少女漫画が好き!

KawasakiのW650に乗ってます。

ですが通勤に使うには、ちょっと大きい。

取り回しが大変。

ヤフオクを見ていたら、近くから3万5千円でジョルノが出ていた。

思わずポチってしまった。

ところが、最初は良かったのだけど、

しばらくするうちにやっぱり速度30キロ制限

2段階右折が面倒くさくなった。

アマゾンを見ていたら、なんと2ストジョルノのボアアップキットが

安く売っている。

7615円!?

思わず買ってしまった。



買ってしまってから大後悔した。

(※ネットで改造記事がたくさんありますけど、改造はプロに頼みましょう。素人が手を出すと後悔します)

ボアアップしたら、そりゃあ2段階右折も30キロ制限もなくなるが

スキルが全然ない。

なにしろうん十年もバイクに乗ってなくて2年前に

250CCのバイクを買ってからバイクに目覚めた。

1年前に、W650のハンドルをアップハンドルからツーリングハンドルに

交換したときに途中で挫折しそうになって後悔したばかり。

買ってからなんと、有給の消化で5日お休みをもらった。

2日あれば改造できるかと思ったら

スキルが足らなさすぎて全然できない。

ジョルノを改造するのに丸々5日掛かりました。

60.1CCのキットなので、ガソリン混合にしたり

キャブレターを交換したりしなくていいらしけど、

何度も、挫折しそうになってネットで検索したり

頭を抱えたり。

そもそもkN企画のキットは、

説明書は付いていません、改造はプロに頼んでください。

とある。

買ってからATopのボアアップキットには

取扱説明書が付いているのを知った。

ATopの62.9CCのボアアップキットにすればよかった。

改造を初めてしまったので、なんとかするしかない!

最も躓いたのが、Lシュラウドと呼ばれる、

左側のエンジンカバー。片方のネジがどこにあるのか

隠れいていてさっぱりわからない。

しかも、キャブレターを外さないとソケットレンチが入らない。

ネットでエンジンの改造をしている人は

難なく改造しているように見える。が!


↑ピストンが真っ黒に汚れてます。

↑交換後

ピストンピンがなかなかはまらなくて時間がかかったり、

ピストンピンを止めるスナップリングを、どこかへなくしてしまって

半日無駄にして

やっと、エンジンの中に落ちているのを発見。

小さいエンジンなので、ピンセットで取り出せました。



6日目のきょうやっと改造が終わって

イグニッションをオンにしてセルを回す。

全然、エンジンが掛かる気配なし。

3時間ボーとしていたけど、

気を取り直し、セルは回るのだから、点火してないだけでは

だとしたらプラグキャップの接触が悪いのでは?

プラグキャップが硬いので抜くときにコードとキャップが外れてしまったので

もしかしたらうまくつながってないのかもしれない。

キャップを外しコードを差し込み直して

プラグに差し込んでセルを回したら

エンジンが掛かりそうになりました。

何回もやってやっとエンジンが掛かったのは午後3時。




(マフラーもKN企画)

その後、外した部品を全部取り付けて

試運転に出かけました。



エンジンの吹けがよくない。

KN企画のマフラーも取り付けたのに。

たった10CCボアップしただけだから

そんなに変わらないと思ったけど、

やはりキャブレターの調節が必要なのかもしれない。

ネットで調べるとやはり同じような人が掲示板で

質問していた。

結局、その人はどうしたのかわかりません。

それと、以前はキックで簡単にエンジンが掛かっていたのに

キックでは掛からなくなりました。

たぶんピストンが大きくなった分、スムーズに動かないのかも。

とにかく、エンジンの吹き上がりは悪くなりましたけど、

50CCのスーパーカブより全然速い。

だから、解決策は見つかるかどうかわかりませんが

とにかくなんとかバイクが動くようになりました。

ただ、もう二度とボアアップだとか、エンジンの改造には

手を出さないことにします。

追記

6月9日現在では

エンジンの吹けはとても良く。

キックでの始動も一発でエンジンが掛かります。

セルでエンジンを掛けるより、

キックで掛けたほうがストレスがありません。

半年したら慣らしが終わって

本来の調子が出てきたというところでしょうか。