みなさんこんにちわ。てい坊です。

 

今週末はいかがでしたでしょうか。明日からいよいよGWという方もいらっしゃるかと思います。

私は息子二人を連れて埼玉の実家に半日ほどプチ帰省していました。

天気も良く、実に気分がいい日曜日でしたが暑くてもう夏到来、といった雰囲気でした。

ここ数年は本当に春と秋が短いですね。

 

私の息子二人はまだ3歳と4歳という幼児なのですが、ようやく半日くらいなら母親がいなくても移動できるようになりました。

ただ今回は片道1時間程度のドライブに当たって、タブレットに動画をダウンロードしてそれを後部座席から見えるように車内の天井からぶら下げて見れるようにしてみました。映画をダウンロードしたのですが子供達は序盤から食い入るように見ており、おかげで無事往復できました(ママも羽根を伸ばせていたようでした)

 

ところで、みなさんはサブスク型の動画配信サービスはいくつ利用していますか?あるいは、したことがありますか?

 

・Hulu

・Netflix

・Amazon Prime

・Disney+

・Youtube Premium

・TVer

・TELASA

 

1000円前後だとだいたいこのあたりでしょうか。

私は十年ほど前からHuluを皮切りにNetflix、そしてAmazon Primeへと変遷し、今はDisney+にしました。子供達が本格的にディズニー映画(とくにPixarの3Dアニメ)にハマっているので、長年契約していたAmazon Primeから乗り換えました。

 

今回はバズ・ライトイヤーという、あのトイ・ストーリーの人気キャラの原作ストーリーという位置付けのスピンオフ映画をダウンロードして車内で見たわけです。内容は面白かったのでまた別途記事にしようと思います。

 

改めてみると動画配信サービスはほぼすべてがアメリカ企業によるものです。今やHuluもDisney傘下です。Netflixはコロナ渦中の巣ごもり需要に後押しされ株価を大いに高めたのも記憶に新しいです。

今回論じたいのは、我々日本人の多くがこのような「アメリカ資本」の動画サービスを利用しているという点です。

 

先述のとおりコロナ禍で動画配信サービスは利用者が増えました。とくに若年層で増えています。

 

 

<PR TIMESより>

 

そして彼らはきっと今まではTSUTAYAやゲオなどでビデオやDVDを借りていたはずです。

つまり、こういったレンタルビデオサービス市場が縮小し、アメリカ資本に取られたわけです。

無論、光回線Wi-fiやブロードバンドなど通信インフラが近年めざましく拡充されたこともそういった市場が生まれた要因でもあります。

 

<GEM Standardより>

 

日本では2023年ではNetflixがシェア21.7%で首位、その次はU-NEXT, Amazonプライム・ビデオ, DAZN, Disney+,Huluと続きます。(Disney+とHuluを同グループとして合わせて考えると二位)

2022年の約4500億円の市場から23年には約5,000億円と11%ほどの成長。一年二桁成長という勢いは目を見張るものがあります。

 

トップはやはり外国資本がしっかり存在感を放っています。

こういうITとコンテンツを組み合わせた、DXともいうべきサービスにおけるアメリカ資本の強さは凄まじいものがあります。

GAFAMにNVidiaとTeslaを加えたMagnificant 7(M7)アメリカ株式市場を牽引するこの7銘柄は世界を席巻しアメリカ経済の強さを象徴していますが、まさしくITの強さで我々の生活を豊かに・便利にしてくれています。

日本人の誰もがどれか一つのサービス、あるいはすべての企業のサービスを享受しているのでは無いでしょうか。

 

こういったサービスは一度味わうとなかなかやめるのが難しいわけで、極端な例えですが麻薬にも例えられるわけです。

つまり一つのアヘン戦争のような状態で我々はM7に富を献上しているわけですね。

こういう現代日本人の生活スタイルの変化もドル買いの実需用となり、ドル買い円売り、円安ドル売りにつながっていると言っても過言ではありません。

 

もしかしたら1000円/月というサービス料が1500/円月になるかもしれません。というか、なるとほぼ断言できましょう。それでも契約解除者は-50%にならないのでは無いでしょうか。

 

こう言った面で考えても我々は日常的に円を売り、ドルを買うことを後押しし、円安トレンドを生んでいると私は思います。

 

だとしても庶民はコツコツと資金を貯め、少しでも富を積みますのみです。

というわけでNetflixを監視銘柄としましょうw

 

こういう視点でどこの国のサービスが日本に入ってきているか。

円安で値上げ方向となった場合、どの日系企業が盛り返すか。

などと考えるのも楽しいかもしれません。