集中力の欠如 | 肺がんぶっ飛ばし日記

集中力の欠如

体に痛みがでて、集中力が欠けている。今痛い箇所は、頭、首の付け根、腰である。そのうち、一番深刻なのは、腰で痛み始めると寝返りを打つもの辛い。でも、痛みは本格的ではないようで、シップ剤を貼っていると痛みもやわげられいつの間にか寝てしまっている。痛くて夜中に起きるということも今の所ない。


癌というのは痛みとの戦いなのだなと思う。それほど、あちこちが間断なく痛む。堪忍して欲しいと思っても癌は無情だ。その手を揺るげない。そういえば、食欲が落ちてきた。3,4日前までは何でも病院で出されたものは食べていたのだが、ここのとことろ、出されたものを全部食べるだけの食欲がない。吐き気とかがないだけ言いという。


医師や看護師はそれまで私よりはるかに重い患者を見てきているから、広い立場で私の状況を位置づけているのだろうが、私の症状はまだまだ軽いということか。それならまだ回復の余地はあるということだ。まだまだ、私はここでくたばってしまうわけには行かないのだ。


そうだ、私にはやることが残されている。それは私だけにしかできないものだ。それを達成しなければならないのだ。肺がんを克服した人は大勢いるのだから、私にできないことはないだろう。他の人にできて私にできないことはないだろう。