CT検査 | 肺がんぶっ飛ばし日記

CT検査

2005年8月2日、私と長女は人間ドックと同じ施設に行き、CT検査をしてもらう。今回は胸に異常があることがわかっているから、CTも胸部分だけを行う。CT検査の器具は中空の円形の機械があって、横たわっている人間の周りにCTの機械が動いていき、その場所ごとの断面写真をとる装置で、レントゲン写真に比べるとかなり大型の検査装置である。


前にも書いたように私は別の箇所に異常があってCT検査をやったことがある。要領はわかっているし、痛くも痒くもないことはわかっているから、おびえる必要は全くない。ただし、通常のレントゲン写真と比べて多量のX線を浴びるから、妊婦などは行ってはいけないであろう。CT検査は何の問題もなく終わった。


別室で長女と待っている。CT検査も要はX線撮影を行うのであるから、結果がわかるのに多少の時間はかかる。まあ、病院で検査結果がすぐわかることの方が少ないだろう。CT写真ができて、医者の見立てができたようで、私の名前が呼ばれる。私と長女が聞いた医者の説明は以下のようなものだった。


レントゲン写真で異常が出た部分に対応して、CT写真でも異常が出ている。ただし、何が原因で異常が出ているかはよくわからないという。結核の可能性もあるし、肺炎の可能性もあるし、肺がんの可能性もあるとのこと。いずれにしても、これ以上のことはわからないから専門の病院で見てもらう(精密検査をしてもらう)ことを進めるとのことだった。次の日は会議の日程が入っていたので、その次の日指定された病院に行くことにし、紹介状を書いてもらう。