「人が寝てる時間に仕事しているようなザマしてw」

父はそう言って、夜勤明けで疲労と眠気に苛まれていた俺を嘲笑した。
もう何年も前の話だ。

もう何年も、その言葉に苦しめられている。
仕事中、ふとその言葉を思い出しては、

じゃあ俺の夜勤手当で飯くってるお前は何なんだ勘違いしてんじゃねえぞ糞野郎、

という怒りと、

ヘトヘトになるまで頑張っても理解してはくれない、味方はいないのか、という悲しみと絶望感で死にたくなる。

首を吊りたい。
死にたくない。
消えてなくなりたい。