昨日は15夜です。


中国では「中秋節」といい、店が休んだりします。


そんな、みんなの浮かれ気分とは正反対の疲れる一日でやんした。


朝、起き、シャワーを浴びて出ると不在着信二件。


劉四化から。かけなおすと、「卓球やるぞ!」ッてこと。


卓球は午後からやる事にして、呉少清に電話。「ドア買いに行くからついてきて。」


ドアを買いに。これはあたしが以前からず~と作戦を立てていた事で、ここぞとばかりに出かけた。


中古家具屋を回り、大体6~7枚のドアに目星をつける。買う予定は5枚だ。


さて、現在、五枚の総計は300元(4000円~4500円)


目標価格は150元(2000円ちょい)だ。つまり平均30元(200円)


さ~て、怒涛の値切り交渉の始まり始まり。


中国の買い物にはとてもいろんな要素が含まれる。


まず、

①一番最初に店が言う価格はゼッタイ信用するな。

②とにかく商品にケチを付けまくる。

③自分の購入価格をハッキリ自分の中で持ち、それより更に安い値段から交渉に入る。

④一度買わないフリをして店を出る。「他の店で買うわ」などと言う。

  ここで、大体の店が値段を下げてくるが、下げてこない店は難しい。

⑤重要なのが値段以外の世間話で、ここで上手く店のオーナーを褒めちぎる。

⑥複数個購入で値切るのは当たり前。

⑦最終手段はこの値段にしてくれれば今すぐ現金で支払いますよ~って奴。


結果発表~! ドア五枚の我が家までの送料を含めて150元!


ハッキリ言って、呉少清よりゼッタイおれのほうが価格交渉は上手い。


三輪バイクに5枚のドアを乗せ、その上におれ達が乗り、家に向かう。(タクシー代節約)


何度も道を間違えるオッサンにめげず部屋まで運び込む。

「ほうほうほうほう。いいではないかいいではないか苦しゅうない。」


一枚の壁に五枚のドアが並んだ。

おかげでこの壁には合計八枚のドアが並んでいることになる。

つまり、壁が全部ドアなのだ。


汗だくになって、そのまま、卓球に出かけた。うはうはだ。