2ヶ月前、近所に引っ越されてきた方が

フレンチブルちゃんを連れて

来院されました

 

「アポキルをください」

 

以前の病院で処方されていたので

アポキルが必要とのこと

「・・・・・。」

 

一応お出しは出来ますが

まずは診察してから

 

他の病院ではメジャーなアポキル

アレルギー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎のお薬です

 

ですが

当院ではアレルギー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎を発症している子が

いないため

 

ステロイドも

アポキルも

常時投薬している子は

一頭もいません

 

皮膚病の痒みのコントロールに

使われるメジャーなお薬

ステロイドは

長く続けると副作用が心配

 

アレルギー性皮膚炎

トピー性皮膚炎のコントロールは

長期にわたるため

通常はじめにステロイド

それから

アポキルに代えていきます

 

この薬が出たことによって

副作用の心配が少なくなり

とても良い薬だと思います

 

でも

ステロイドと比較にならないほど

アポキルは高価

しかも

長期間、飲ませるお薬

 

飼い主さんの負担も大きくなりますね

 

さて

先ほどのフレブルちゃん

診察すると・・・

 

8.7kg!

 

この子の本来の体重

7,2kg以下!!と判断。

 

外耳炎も時々あるとのこと

 

それからの診察は

当院の初診の方へお決まりの

 

体型の見方・生活習慣・お付き合いの仕方

フードの内容・与え方のレクチャーをさせていただきました

 

結果

2ヶ月後

 

理想体重に近づき

 

アポキルは皮膚を引っ掻いたときだけ

20日~10日に1回程度与えているそうで

(もう必要ないんじゃないかな)

 

今までシャンプー時の抜け毛が

ごっそりあったのがほとんど無くなり

外耳炎もなくなりましたとのこと爆  笑

 

 

アポキルも

アレルギー食も

もうじき

必要なくなると思います照れ

 

当院では

よくある症例の1つです

 

その子本来の体型・体重になれば

病氣・ケガは防げます

 

犬種のスタンダード体重は

全く関係ありません!

(猫種のスタンダード体重も)

 

その子自身

それぞれの個体が本来持っているポテンシャルを

引き出す体重・体型

お付き合いの仕方があります

 

その子自身が

病氣・ケガをしないために出来ること

楽しくワンちゃん・ねこちゃんが

暮らせるヒントを

犬・猫の習性・行動を含めて

毎日診療の中で

お伝えしています

 

飼い主さんの意識が変われば

ワンちゃんも変わります

 

行動が変われば

結果がついてくるんです

 

ラブラブ飼い主さまラブラブ

 

私どもの話をご理解していただいて

実行してくださってありがとうございます

 

お役に立てたなら

とっても嬉しいです照れ