ワタクシ、英語教育は全くの門外で



かつ
書かれている英語の文章の善し悪しも
分からない超ド素人の日本語母語話者なので




お薦めと言っても
英語教育的に…ではないですヨ




けど
西洋の
絵の世界や
絵本の世界って





日本や韓国の
絵本の世界観と
ちょっと違っていて




異文化を感じることも多々





息子は毎日図書室から
本を借りて来ます。




小さい図書室なのに
良書が多いな〜と
感じていて…



図書を知り尽くしての紹介
ではないのですが




もし近所の図書館にあったら
一度手に取ってみて欲しいな〜という本です




絵力が凄いです







表紙を開いて最初にある
題名の書いてあるページ
なんて言うのかしら





そのページからして圧巻



この一枚の絵を描くのに
一体どれだけ時間掛かってるんだろ〜




描写が細かくて
この絵を眺めるだけで数分は感動します



勉強している子供達の姿も
一人一人見たくなりますが







天井の彫刻!





彫刻刀で一つ一つ彫ったように
一つ一つ描いてる感じなんですよね




そしてそれが
タコ、ヒトデ、カニ、エイ…と
海の生き物ばかりという
芸の細かさ







女の子が棚から出している本は
まさにこの本です





表紙

そのまんま





息子が


本の中に本がある

と表現した絵本なのですが
  








この辺から既に
その雰囲気が漂っています







本の中に本がある感







中の絵も躍動感というか
瑞々しい海の世界感と
子どもの表情や姿に
いきなりから魅せられます








女の子が
本を読み始めると
本当の海の世界に入っていく感じが…




そして
海の世界に
入ってしまいました






どうやって海の中に入って行ったかは
読んでからのお楽しみということで






図書館が珊瑚礁の海に…





お水の青さとか
浮いてる感じ





美しい色




英語読まなくても

だから言ったでしょー爆笑








完全にこの世界観に
引き摺られて目が釘付けに…





毎ページ
毎ページ






超越した細やかさと
美しい色と
魚や生き物を見せる角度などに






いちいち
ガツンガツンと
頭を打たれます










途中は割愛しますので
ぜひ、図書館で手に取ってみてくださいね







そして、

女の子は現実の世界に戻るのですが









海の世界に入って行ったのは
夢か幻だったのかな?







でも足元には

珊瑚礁のカケラがあり







濡れて雫の垂れる服と




想いに浸る子どもの表情に 
答えが描かれてます




  
そして、あれ何?
と指差す子ども達








黒人の女の子が
この本を持って
他の子ども達も皆んな
この本を読みます





   


この子ども達の表情!








なになに?どれどれ?
と興味津々な気持ちが
上手く描かれてますよね







女の子の服からは
まだ雫がたれてます








さて、この子ども達は…








本の中の海の世界に
入っていけるでしょうか?










この角度!

  



視線が子ども達と
同じ方向に向きませんか?ウインク








引き込まれます真顔キラキラ




オマケですが

裏表紙というのか
表紙の裏側も





デッサンみたいな
鉛筆で描かれた絵なんですが
細かくて…






この裏のページだけでも
相当時間掛かってるな〜










ぜひ、一度手に取って
この絵の世界観を感じてみて欲しいです





お薦めの一冊でしたビックリマーク