何の準備もなく、入院
病室で待機を命ぜられて不安がつのる私...
血はタラタラ....
が、
どうせ麻酔するんだし、怖かったら全身麻酔してくれって懇願しよっと
赤ちゃんに会うのは後でもいいや!痛いよりマシ♪
とちょっとのん気に構えていたところ
手術の準備しますから、どうぞ!と呼ばれる
.尿管入れるのが痛いとどこかで読んだな~
脊髄に針入れるのも痛いらしいな...
うわ....
あ、剃毛もするんだっけ?
やだな。せっかく脱毛したのに、毛が太くなったらどーしよ。
マルっと剃るの?ひえー
などと、下らない心配をしていると
看護師さんがテキパキと準備を始め....
脊髄の針入れは、これまでの注射生活で免疫ができてなんとかOK
尿管も難なくクリア
剃毛...半分程度剃ってOK... (丸見えじゃなくてよかったわ)
赤ちゃんの心音をチェックしてる。
あ、これで最後の体内の心音だなと思うと
携帯取り出して動画取って最後の心音チェックを録音する♪
さてと、手術だ!
麻酔の先生が説明始めた
これから麻酔入れて行きますね。
ちょっと入りますよ~
半身麻酔のようだ...
刷毛のようなモノで麻酔の効き具合をチェックする
上半身とお腹の辺
どう?感覚違うでしょう?
あ、ええ....
これで痛みは感じませんから
え?でも、痛くなくても感覚はバッチリと伝わってきます。
助けてぇ~ メスで切ったりするのが伝わるわけ?
気絶するわ....
あ、あの... お腹見えないように隠してもらえますか?
恐ろしくてやってられません。
ハイハイ、もちろん、隠しますよ。
と手術布で見えないように隠す
が、やっぱり切るのも恐ろしい
切る感覚伝わってくるなんて、我慢できぬ
あ、あの... 全身麻酔にしてもらえません?
恐ろしくて無理です。
手術始まったら5分ほどで赤ちゃんは出てきますよ。
その間の5~10分だけ睡眠麻酔かけますから
出たら、睡眠切って起こしますね!
は、はい。
睡眠薬みたいな麻酔が体に流れるのがわかった瞬間から
記憶がなくなって....
赤ちゃん産まれましたよ~!!!
と顔の横に赤ちゃんを連れてきてくれました。
おんぎゃ~~~
おんぎゃ~~~
うんぎゃ~~~
うんぎゃ~~~
産声上げなかったらどうしようか?と
心配までしてたんですが
むちゃでかい声で泣いてました。
産声ってこんなにデカいのか~
ああ、元気でよかった~
お決まりの儀礼なのか、おっぱいを吸わせて
(というか、吸わせるマネをして)
連れて行かれました。