韓国のアパート暮らし


アパートというのは、日本的には

世帯数の多いマンションというイメージ。

私が住むアパートも約1000世帯ちょっと。



最近は、韓国でもご近所付き合いというのが減っていて

私も挨拶を交わすのは、警備のおじさんとほんの数軒です。



ここに引っ越してきて6~7年。

来た当初、引越し蕎麦ならぬ引越し餅を配って挨拶に回りましたが



『お子さんは?』 と聞かれ

『まだです』 と答えて以来、6~7年というわけですが...


これまでにおせっかいおばちゃんに、しょっちゅう

『子どもはまだ?』などと聞かれ、

引きつって受け流していた子無し期間も... あったなぁ

最近は、私のお腹も、誰が見ても妊婦





今や、おせっかいおばちゃんも


『いつ出てくるの~ 早く出ておいで~』

『可愛い子が生まれてくるわよ』


と社交辞令を言ってくれており....





数少ない顔見知りにも


『わー、子どもできたのー?』

『男の子?女の子?』

『わー、いつ予定?』



などと、驚かれてます。






今日は、隣の棟に住む友人のお母さんが

取れたてのヒラメを使ったワカメスープを作ってくれたそうで...


『アンタ、子どもできたんだから、栄養取りなさい。

後で、持っていってあげるから』



優しいねぇ~








私がゴミ捨てをしていると、警備のおじさんは


『おいおい、旦那にしてもらいや。そんな妊婦が重いもの抱えて..ダメダメ~』 


と、色々とかまってくれます。




夫の友人・知人も、夜遊んでいても

『お前は、奥さんもう妊婦なんだから、早く帰れ』 とか



いつお産が始まるかわからないから、

これからは遠くに遊びに行かず、いつでも帰れるように近所に居ろ、とか



自然分娩に執着・固執することはない、奥さんの体も考えてやれ、とか

生まれたらベビーシッターのおばちゃんつけてやれ、とか

生まれたらお前も寝れないと思っておけ、とか


色々と吹き込んでくれているようで、ありがたいです。




『妊婦』っていう免罪符....

ものすごい効力です。


これもあと1ヶ月弱か~

こんな楽チンな主婦期間... もう二度とないなぁ~ 

あ、いや、体はものすごいしんどいんですが...