韓国には『韓方病院』が町のあちこちにあります。


私たちから見ると、漢方なのですが

薬の煎じ方などが、韓国で発達したとの考えもあり

こちらでは『韓方』と表わしますが.... 

この記事では、わかりやすく『漢方』と書くことにします。



大学にももちろん、漢方の学部もあり

かなり偏差値も高く難関です。


また、漢方で治療や予防したりというのは

民間でも広く行われています。



さて、


私がもうちょっとだけ若かった頃

周囲の奥様(おばさんデス)方が、

ずっと子宝に恵まれない私に

いい意味でおせっかいを焼いてくれていました。


おばサマ方は、私の日本語の受講生でしたが

かなり裕福な有閑マダムといった感じでした。



まぁ、うちはちょっと男性不妊の気がありましたが

夫が積極的に病院に行きたがらなかったので

(真正面から男性不妊を認めるのが怖かったのだと思います)



『ご主人さんに漢方を勧めてみては?』

と、自分がひいきにしている先生を紹介してあげるというのです。




『お金はいいから、うちに先生呼んだときに

先生だけでも一緒に見てもらってあげるわ』



というわけで、漢方に興味無かった私

しぶしぶですが、診てもらうことになりました。




漢方のすごさは『脈診』

脈を診るだけで、体のどこに悪いところがあるか、

レントゲンや血液検査などしなくても

当ててしまうのです。



...がゆえに、腕のいい、信じられる先生に

会えるかが重要なのだと思いますが。



さて、私の脈診の結果

(当時37歳)


先生『あなたは妊娠するのに、特に問題ありません』


私 『といっても、年も年なんですが...』


先生『いえ、大丈夫です。ですから薬も処方しません』


と言われました。



それまでにも、何度も不妊治療に失敗し

(当時は、もっと若かったので、タイミングや人工授精)


妊娠できないことに悩んでいたので

本当は信じがたかったのですが...

希望だけは失わないで、持っておくことにしました。



次は夫の番です。

夫に話してみたところ、

意外にも漢方でのアプローチには興味を示し

先生に自宅に来て、みてもらうことにしました。




2へ 続く