採卵は7つ。
うち、6つが受精
6つのうち、4つが『グレード3』まで成長したとのこと
今回はその4つを移植することになりました。
残り2つはあと少し培養を試みて
育てば冷凍、ダメだったら廃棄の予定でしたが
うまく育たず、廃棄となりました。
年のせいか、グレードと採卵の数は着実に落ちてます
顕微授精と普通の授精があるそうですが
様子を見ながら、顕微授精も併用していて
受精卵の膜が厚い場合は、
それも様子見ながらレーザーで削ったり
着床を助ける糊のようなモノも追加でつけてくれたりしてました。
日本よりは、インフォームドコンセントが徹底していないのですが
素人だし、私が納得できる説明が十分にあり
私が安心できる説明をしてくれれば、
専門用語を使わなくても十分です♪
先生が受精卵の様子を画像で見せながら
手術前の状態を説明してくれます。
『小さい破片ができてるからグレード3になってるけど
状態は悪くないですよ』と...
先生に質問
『先生、この受精卵って、実際には
どのくらいの大きさなんですか』
と聞くと
『目に見えない大きさですよ!
超音波で見ると、白く光ってますけど、
こんなに大きくないですよ。実際は』
とたわいない話もしつつ....
先生、そんな小さな小さな細かいことを....
肉眼でも見えず、モニター通して手を動かすなんて...
職人レベルの技術なんだなぁ~
などと感心しているうちに、手術も終了。
移植が終わったとき、看護師さんが
『うまく入りましたよ』と一言。
まあ、韓国語だと何ら普通の言葉なんですが
非常にありがたかった。
終わると、先生は看護師さんに
『そろ~っと移動させてあげてよ!』と指示し
私にも、いつも優しい言葉をかけて
手術室からストレッチャーが出て行くのを見送ってくれます。
移植後の超音波写真も、移植した胚の部分が
白く光ってくれていて感触よかった。
私の通う病院では、手術後約2時間ほど
ベッドで寝てから、帰宅します。
30~40分で帰す病院が多いようですね。
それ以上寝ても、妊娠率には関係ないからと...
私は、もっとゆっくりでも寝ていたい気持ちでした。
受精卵は、お腹の中で固定されていなくて
浮いて動いてる状態だと聞いたことがあります。
科学的根拠はどうであれ、
じっとしていたいと思うのが人の気持ちじゃないかな~と。