闇にいる 人に光は まぶしくて

憧れに似た 気持ちを抱く




匿名者のためのスピカ/島本理生
¥1,620
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著者初の恋愛サスペンスらしいですが。




家庭に特に問題はないけれど、社会人時代にとある体験

をしてしまったことから、退職して法科大学院の入学した

笠井。

どこか影のある七澤らと大学生活を送る。

そんな中、館林景織子という高校時代に恋人に監禁された

経験を持つ女性が彼と付き合うことになるが―



どの登場人物も、存在感が薄い。



笠井が主人公なんだろうけれども、どの人も背景を

書きこもうとして失敗して、薄まってしまった、みたいな。





私が苦手な、DVとか毒親に育てられた子供たちがメイン

の話なのもあるけれど、いつもある「心にくる言葉」が今回

はなくて。




題名のスピカについても、そこまで掘り下げられていません。




共依存とか、医療ネグレクトとか。



笠井の家庭に問題がなく、存在だけで眩しかったから

闇にいる七澤と景織子は近寄ってきたのか。






七澤だけが少しその後を知りたくなるような存在でした。





★★☆